農産物直売に「本物感」で需要増2017年2月28日
(株)リゾームは昨年2月から今年1月末まで農産物直売所を対象に出退店動向の調査を行い、このほどまとめた。
農産品直売所の数は2004年度の1万3538か所から、09年度の1万6816か所と増加しており、年間総販売額は8767億円に達している。また直売所一か所当たりの販売額は04年度7500万円弱から、09年度1億3000万円強へと伸びている。
日本公庫の2011年の調査で、消費者が直売所に対し「鮮度が良い」「価格が安い」「味が良い」「安心、安全のレベルが高い」というイメージをもっていることが明らかにされている。これは、消費者がスーパーなどでは満たされない「本物感」が、直売所にはあるのではないかと分析している。
特産品などを販売する会社では、(1)首都圏の駅、駅周辺の通行量が多いSCに集中して出店、(2)都市生活者の郊外居住ファミリーのニーズ対応、(3)野菜ソムリエの配置など本物感を強める、などの工夫をしているとも指摘している。
この調査は同社が運営する、SC・ショップ出退店データベースのSC GATEの業種別集計結果をもとにしたもの。
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