松戸市内48観光梨園で直売&梨もぎスタート2020年8月26日
本格的な梨のシーズンを迎え、千葉県松戸市にある48の観光梨園で直売&梨もぎが始まった。

梨の収穫量日本一の千葉県を代表する「まつどの梨」。今年は8月上旬から旬を迎えており、シャキシャキの食感と口に入れたときのほのかな甘味とジューシーさが特徴だ。
松戸市は、青梨の代表的品種のひとつ、二十世紀梨の発祥の地として知られ、市内には48の観光農園が点在している。二十世紀梨は、1888年に当時13歳だった松戸覚之助が発見したと言われている。
今シーズンの梨について、松戸市観光梨園組合連合会の髙橋治会長は、「春先の寒さや梅雨の長雨の影響が心配したが、このところは日照時間が増えたおかげで、味がどんどんよくなってきている。豊水は甘酸っぱさが特徴だが、いつもより甘みが増してきている」と話す。
現在、日本では果皮が茶色い赤梨(豊水、あきづき)、果皮が緑色をしている青梨(二十世紀、かおり)の2種類に分類され、品種は約40程栽培されており、松戸市では、約10種類を栽培している。需要の高さから「まつどの梨」は市場に出回ることが少なく、現地の観光農園で贈答用としての直売や新鮮なもぎたてが食べられる梨もぎが人気。市内の観光梨園での梨狩りは、特に今年は近場のレジャーとして人気で、来場者からは「こんなに安くてよいものが手に入ってうれしい」と好評だという。
松戸市へは、東京駅からJR上野東京ラインで最短24分。都心に近く、駐車場を完備している農園も多いため、近郊から週末に気軽に遊びに行ける。
<松戸市の梨園情報>
開園時期:年8月上旬~10月中旬※梨がなくなり次第終了
梨もぎ料金:入園無料※
梨もぎ標準価格1kgあたり650円
松戸市観光梨園MAP<高塚地区>
松戸市観光梨園MAP<五香・金ケ作・六実地区>
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