利益率を18%改善 自家配合プラントによる利益改善事例を動画で紹介2020年10月1日
(株)コーンテック(熊本県熊本市)は、同社が提供する養豚・養鶏農家向けの自家配合プラントの導入実績として、利益率を18%向上した協同ファーム(宮崎県児湯郡川南町)の事例をYouTubeで公開した。
コーンテックは、「自家配合プラントの構築」と「飼料マネジメント」を畜産農家ごとにコンサルティングし、畜産の手間とコストの削減を図っている。
家畜の餌にかかる費用は、経営コストの60%以上と畜産の儲からない体質の要因となっており、餌のコスト高から経営状況の悪化を招き、後継者不足など深刻な事態を引き起こす。同社は、こうした問題に対応するため、「自家配合プラントの構築」と「飼料マネジメント」を通して餌のコストダウンを実現をめざしている。
コーンテックの提供する自社配合プラントを導入した協同ファームは、飼料トンあたり約1万円の削減を実現。動画では、独自の配合により肉質の向上に努めるなど、これまでの取り組みや背景などを協同ファーム代表の日高義暢氏にインタビューしている。
今後は、両社の連携により、AI・IoT・ICTをフルに活用することで、飼育中の豚の「体重」「体温」「外気温」「音声」などをデータとして収集。豚の特徴や病気発⽣の予測など、人の感覚に頼っていた現状を変え、人手不足を解決する。また、良質な豚を飼育するための省力化・効率化、病気の早期発見を実現し、持続可能な養豚をめざす。
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