自粛生活に「卵」を 筋肉量の維持とメタボ指標の改善も キユーピー2021年4月16日
キユーピーは、最新の調査結果から得られた、コロナ拡大前後の意識の変化などから、体や心の健康維持するため自粛生活に「卵」を積極的に摂取することをすすめている。
グラフ1:100グラムあたりのトリプトファン含量(左)
グラフ2:卵の摂取によるメタボ指標の改善(クリックで拡大)
キユーピーアヲハタニュースの「たまご白書2020」によると、コロナ拡大前後の行動や考え方の変化として、「家で料理することが増えた」「健康に対する意識が高まった」という人が増えている。
自粛生活が続き、活動量が減ると、筋肉量が落ちている可能性もあるが、筋肉量を維持するには、タンパク質やビタミンDの摂取が重要となる。卵は、筋肉の原料となるタンパク質やビタミンDが豊富な上、卵のタンパク質は牛乳や肉、魚、大豆に比べて、体内利用効率が94%と非常に高く、筋肉になりやすいことが期待できる。実際に運動前に卵白入りのスナックの摂取を続けたところ、有意に筋肉量が増加した、という研究報告もあることから、日々の食事に卵をうまく取り入れれば、効率的に筋肉量を増やすことができるという。
また、過度な外出自粛、生活リズムの乱れは、精神や睡眠の不調を引き起こす。健康な精神や睡眠に特に大切な2つのホルモンは、精神を安定させる「セロトニン」と、睡眠を改善する「メラトニン」。いずれも「トリプトファン」というアミノ酸を原料に人体で合成されるが、トリプトファンそのものは人体で合成できず、食事で取るしかない。卵には、タンパク質を多く含む他の食品に比べ、トリプトファンが豊富に含まれており(グラフ1参照)、食べることで効率よく精神や睡眠の調子を整えることにつながる。
さらに、外出自粛で心配な"メタボ"にも卵の改善例がある。タンパク質やレシチンといったメタボを改善すると言われている成分が含まれる卵を食べることで、メタボ指標の数値が改善されることが報告されている(グラフ2参照)。
重要な記事
最新の記事
-
【欧米の農政転換と農民運動】環境重視と自由化の矛盾 イギリス農民の怒りの正体と運動の行方(2)駒澤大学名誉教授 溝手芳計氏2024年4月26日
-
【注意報】麦類に赤かび病 県内全域で多発のおそれ 佐賀県2024年4月26日
-
【注意報】麦類に赤かび病 県内で多発のおそれ 熊本県2024年4月26日
-
【注意報】核果類にナシヒメシンクイ 県内全域で多発のおそれ 埼玉県2024年4月26日
-
【注意報】ムギ類に赤かび病 県内全域で多発のおそれ 愛知県2024年4月26日
-
「沖縄県産パインアップルフェア」銀座の直営飲食店舗で開催 JA全農2024年4月26日
-
「みのりカフェ博多店」24日から「開業3周年記念フェア」開催 JA全農2024年4月26日
-
「菊池水田ごぼう」が収穫最盛期を迎える JA菊池2024年4月26日
-
「JAタウンのうた」MV公開 公式応援大使・根本凪が歌とダンスで産地を応援2024年4月26日
-
中堅職員が新事業を提案 全中教育部「ミライ共創プロジェクト」成果発表2024年4月26日
-
子実用トウモロコシ 生産引き上げ困難 坂本農相2024年4月26日
-
(381)20代6割、30代5割、40/50代4割【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2024年4月26日
-
【JA人事】JA北つくば(茨城県)新組合長に川津修氏(4月20日)2024年4月26日
-
野菜ソムリエが選んだ最高金賞「焼き芋」使用 イタリアンジェラートを期間限定で販売2024年4月26日
-
DJI新型農業用ドローンとアップグレード版「SmartFarmアプリ」世界で発売2024年4月26日
-
「もしもFES名古屋2024」名古屋・栄で開催 こくみん共済coop2024年4月26日
-
農水省『全国版畜産クラウド』とデータ連携 ファームノート2024年4月26日
-
土日が多い曜日まわり、歓送迎会需要増で売上堅調 外食産業市場動向調査3月度2024年4月26日
-
鳥インフル 英国からの生きた家きん、家きん肉等 一時輸入停止措置を解除 農水省2024年4月26日
-
淡路島産新たまねぎ使用「たまねぎバーガー」関西・四国で限定販売 モスバーガー2024年4月26日