農水省「つなぐ棚田遺産オフィシャルサポーター」第1号に認定 さとふる2021年12月6日
ふるさと納税ポータルサイト「さとふる」を運営する株式会社さとふるは、農林水産省が創設した「つなぐ棚田遺産オフィシャルサポーター」第1号に認定された。オフィシャルサポーターとしてふるさと納税制度を活用し、棚田地域の魅力発信を通した地域活性化の取り組みを推進していく。
山の斜面や谷間の傾斜地に階段状に造られた水田である棚田は、日本の美しい景観のひとつ。一方、大きな機械を使った農作業が困難であるため、平地にある水田より労力がかかり、限られた面積で栽培するため収穫量が少ない。また、農家の高齢化や後継者不足により、全国各地で棚田が荒廃しており、地域の景観が損なわれるだけでなく、雨水や地下水を蓄える機能が失われ、地すべりや洪水の災害リスクが上がるなど、地域の課題となっている。
同社は、地域の課題解決をサポートするため、オフィシャルサポーター企業として各地の棚田米をふるさと納税のお礼品として寄付者へ届けるとともに、全国の棚田地域の魅力を発信し、棚田地域の活性化を目指す。
「つなぐ棚田遺産」は、農林水産省が棚田地域の振興に関する取り組みを積極的に評価し、棚田地域の活性化や棚田の有する多面的な機能に対する認知拡大などを目的に、改めて優良な棚田を認定する取り組み。農水省は、棚田地域の活性化の取り組みを広げ、多くの方に棚田の魅力を知ってもらうため「つなぐ棚田遺産オフィシャルサポーター制度」を創設している。
重要な記事
最新の記事
-
どこまで理解しているのか小泉大臣【小松泰信・地方の眼力】2025年6月25日
-
フードバンク、子ども食堂への備蓄米無償交付を追加 農水省2025年6月25日
-
【人事異動】農水省(6月23日付、24日付、25日付)2025年6月25日
-
ブラジル向け精米 検疫条件が緩和 農水省2025年6月25日
-
【JA人事】JA福山市(広島県)占部浩道組合長を再任(6月24日)2025年6月25日
-
【JA人事】JAとうと(岐阜県)古川敏之組合長を再任(6月20日)2025年6月25日
-
【JA人事】JAいずみの(大阪府)谷口敏信組合長を再任(6月25日)2025年6月25日
-
【JA人事】JA松任(石川県)得田恵裕組合長を再任(6月21日)2025年6月25日
-
【JA人事】JAハリマ(兵庫県)柴原利春組合長を再任(6月21日)2025年6月25日
-
エンゲージメント向上へ若手職員がプロジェクト 「目安箱」設置も JAさいたま2025年6月25日
-
土壌診断研修会(基礎編)を開催 JA全農みえ2025年6月25日
-
みえの米ブランド化推進会議総会を開催 高温耐性「結びの神」拡大へ JA全農みえ2025年6月25日
-
「2025愛媛みかん大使」募集中 JA全農えひめ2025年6月25日
-
第53回通常総代会を開催 JA鶴岡2025年6月25日
-
青森県産 稀少な大玉さくらんぼ「ジュノハート」を数量限定販売 JAタウン2025年6月25日
-
【農と杜の独り言】第1回 国際園芸博覧会とは 千葉大学客員教授・賀来宏和氏2025年6月25日
-
アズキの遺伝子の知見を利用 ダイズのさやの弾け難さを強化 農研機構2025年6月25日
-
「水稲移植栽培における除草剤体系処理によるナガエツルノゲイトウ防除技術」SOP公開 農研機構2025年6月25日
-
"カメムシ急増"に天然成分100%の「モスガード スプレー」 第三者機関の試験で一定の効果 たかくら新産業2025年6月25日
-
近赤外分光とAI活用の次世代土壌分析サービスを開始 片倉コープアグリ2025年6月25日