第45回食品産業優良企業等表彰 環境部門で「農林水産大臣賞」受賞 キユーピー2024年3月11日
キユーピーは、マヨネーズ残さをバイオガス発電に活用するなど環境に対する取り組みが評価され、第45回 食品産業優良企業等表彰 環境部門において「農林水産大臣賞」を受賞。3月4日に表彰式が行われた。
表彰式に臨んだキユーピー取締役 上席執行役員の山本信一郎氏(コーポレート担当 兼 経営推進本部長)
同表彰は、食品産業の発展と国民食生活の向上に寄与した食品製造業、食品流通業を営む全国の優れた企業、団体、個人を顕彰するもの。環境部門は、食品循環資源の再生利用等資源の有効な利用の確保に功績のある取り組み、食品の容器包装の排出抑制、再使用および再生使用等に功績のあった取り組み、あるいは省エネルギー・省力化技術の推進または環境の保全に功績のあった取り組みなどが対象となる。
キユーピーは、異なる商品への製造切り替え時に配管から排出されるマヨネーズなどをバイオガス発電に活用することで、2022年度(2021年12月~2022年11月)は、CO2排出量を約980トン削減した。バイオガス発電は、養豚農家で発生する家畜の排泄物と食品残さを混合し、メタン発酵後に生成されたバイオガスを利用して発電する方法。この取り組みは、キユーピーの五霞工場(茨城県)、中河原工場(東京都)、泉佐野工場(大阪府)、神戸工場(兵庫県)およびグループ会社の株式会社ケイパック(茨城県)で実施している。
同社のマヨネーズ残さをバイオガス発電に活用する取り組みは、令和5年度リデュース・リユース・リサイクル推進功労者等表彰「リデュース・リユース・リサイクル推進協議会会長賞」および、第11回食品産業もったいない大賞「農林水産大臣官房長賞」も受賞している。
重要な記事
最新の記事
-
"強い農協"仲間と共に 元JA熊本経済連会長・上村幸男氏(1)【プレミアムトーク・人生一路】2025年6月19日
-
"強い農協"仲間と共に 元JA熊本経済連会長・上村幸男氏(2)【プレミアムトーク・人生一路】2025年6月19日
-
小さくなって人気が出たヒマワリ【花づくりの現場から 宇田明】第62回2025年6月19日
-
媒体取扱手数料を新設 農林中金2025年6月19日
-
国連が制定「サステナブルガストロノミーの日」記念祭を開催 AgVenture Lab2025年6月19日
-
【JA人事】JAあまるめ(山形県)佐藤一彦組合長を再任(6月8日)2025年6月19日
-
女の伝えたイモ・ホドイモ【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第345回2025年6月19日
-
2年連続で減収 信頼回復に力 日本穀物検定協会2025年6月19日
-
配合飼料供給価格 トン当たり約2200円値下げ 令和7年7~9月期 JA全農2025年6月19日
-
ダイナミックフェア出展するやまびこジャパン 36Vの動力噴霧機やハンディーソー、ラジコン草刈機を紹介 JA全農いばらき2025年6月19日
-
JAぎふ稲羽支店がオープン JA全農岐阜2025年6月19日
-
いちご新規就農者研修生募集 JA全農岐阜2025年6月19日
-
営農支援フェア2025に2000人超来場 最新農機を展示・実演、セルフメンテナンス講習も実施 JAグループ宮城2025年6月19日
-
都市と農をつなぐ学びの場 大学生が企画「五感で学ぶ親子食育ツアー」開催 全国農協観光協会2025年6月19日
-
肥料価格高騰緊急支援で上限10万円の給付金 県内各所で説明会 千葉県2025年6月19日
-
GREEN×EXPO 2027の "応援の輪"広がる 横浜のイベントや赤レンガ倉庫で「Blooming RING」配布 2027年国際園芸博覧会協会2025年6月19日
-
非常食に新しい選択肢「お米でできた麺で食べる 米めん」シリーズ登場 ケンミン食品2025年6月19日
-
全国の『地牛乳』や国産牛肉を直売「第8回らくのうマルシェ」開催 全酪連2025年6月19日
-
坂口農園 「ありがとう」の文字入りメロン ふるさと納税返礼品に登場 石川県小松市2025年6月19日
-
プロ野球チーム「佐賀アジアドリームズ」ホームタウンの耕作放棄地で米づくり開始2025年6月19日