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【注意報】スモモ、桃、梅に"クビアカツヤカミキリ"県北部で多発生 和歌山県2022年6月27日

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和歌山県農作物病害虫防除所は、スモモ・モモ・ウメにクビアカツヤカミキリが県北部で多く発生する恐れがあるとして、6月24日に病害虫発生予察注意報第2号を発令した。

クビアカツヤカミキリの成虫(左)、樹幹から排出された大量の フラス(かつらぎ町スモモ園:令和3年3月撮影)現在は全樹伐採(写真提供:和歌山県農作物病害虫防除所)クビアカツヤカミキリの成虫(左)、
樹幹から排出された大量の フラス(かつらぎ町スモモ園:令和3年3月撮影)現在は全樹伐採
(写真提供:和歌山県農作物病害虫防除所)

県北部における4月末現在の被害確認園地数は158園地(前年比3.0倍)、被害確認本数は533本(前年比2.1倍)と被害が急速に拡大している。成虫の年間移動距離は平均で約2kmといわれ、同種が食入した木材の運搬や自動車への付着など、意図しない人為的要因により飛び地状に分布が拡大する可能性がある。

成虫の発生盛期は6月中下旬~8月上旬。羽化した成虫は多数の卵を産み続けるため、この時期に防除を徹底する必要がある。

同防除所では次のとおり防除対策を呼びかけている。

〇果樹園内を定期的に見回り、できるだけ早期に被害を発見し対策を行う。被害が確認された園地やその周辺園地では「クビアカツヤカミキリ防除対策マニュアル(暫定版)を参考に以下の防除を徹底する。

(1)成虫は見つけ次第捕殺する。
(2)成虫発生盛期の6月中下旬~8月上旬にクビアカツヤカミキリに適用のある薬剤を10~14日間隔を目安に散布する(収穫後も防除を継続する)。その際、葉だけでなく幹や枝にも薬液がかかるように散布する。
(3)幼虫はマイナスドライバーやクジリ等で堀り取るか、針金で刺殺する。掘り取りや刺殺できなかった場合はスプレー式の農薬を食入孔に噴射する。
(4)被害樹の枝幹には、羽化成虫の分散防止のため成虫発生時期(5月下旬~8月中旬)に目合い4ミリ以下のネットを2重に巻き付ける。ネットを樹皮に密着させると成虫がネットをかみ切るため、ネットと樹皮の間に余裕を持たせ空間を作る。ただし、羽化成虫はネット内部で交尾・産卵したり、ネットをかみ切り隙間から脱出したりする場合もあるため、ネット設置後も定期的に見回り捕殺する必要がある。
(5) 被害が激しい樹は、幼虫を全滅させるのが困難で早期の枯死が予想されるため、成虫脱出時期以外の9月~翌年4月に伐採(抜根)し、被害拡大を防止する。伐採樹は放置せず、粉砕(10ミリ以下)または焼却処理する。なお、本種は特定外来生物に指定されているため、保管や移動に規制がかかるので注意する。

〇サクラも本種の発生源となるので、サクラの被害にも注意する。

〇同種の成虫やフラスを見つけた場合は、直ちに農作物病害虫防除所もしくは管轄する各振興局農業水産振興課に連絡する。

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