「ベッドの上から農業」を 遠隔操作ロボット開発CF目標達成 おっぱたテック2021年6月11日
遠隔操作農作業ロボットを開発するおっぱたテック(東京都武蔵村山市)は6月6日、CAMPFIREで実施しているクラウドファンディング「働きたい障がい者・高齢者のための「ベッドの上から農業」を可能にする遠隔操作ロボットの開発』で、支援金額が100万円を突破し、目標金額を達成。プロジェクトは6月27日まで。
実家の農業を手伝いながらロボットを開発するおっぱたテック代表の乙幡陽太氏
同プロジェクトは、働く意欲のある障がい者・高齢者と、手伝いを求めている農家のマッチングするアプローチとして、遠隔操作で農作業を行えるロボットの導入を図るために実施。遠隔操作ロボットは、PCやスマホ、タブレットから指示を送ることで、在宅でベッドの上からでも遠く離れた農園の農作業を手伝うことができる。
遠隔操作ロボットで行う農作業は、収穫、種まき、草刈り・間引き、剪定・芽かきを予定。また、ロボットにはカメラがついており、現場の状況を確認しながら遠隔操作を行うことができる。加えて、多くの人が使えるよう、遠隔操作を行うインターフェースも、PCのマウス、スマホ・タブレットのタッチ操作、簡易スイッチ、視線入力など幅広く対応する予定。今後、試験的にロボットでの農作業が行いやすい作物と判断したハーブ類、葉ネギ、オクラの栽培を遠隔操作ロボットと農家が協力して行う。
遠隔操作ロボットの試作機はすでに製作しているが、ロボットの機体設計や通信の安定性、操作性など残る課題を解決するための開発資金をクラウドファンディングで募集。障がい者・高齢者が遠隔操作でストレスなく農作業ができるロボットの開発をめざしている。クラウドファンディングは、1000円から参加可能。リターンには、農園のこだわり旬野菜などを用意している。
遠隔操作ロボットの仕組み
重要な記事
最新の記事
-
米粉で地域振興 「ご当地米粉めん倶楽部」来年2月設立2025年12月15日 -
25年産米の収穫量746万8000t 前年より67万6000t増 農水省2025年12月15日 -
【年末年始の生乳廃棄回避】20日から農水省緊急支援 Jミルク業界挙げ臨戦態勢2025年12月15日 -
高温時代の米つくり 『現代農業』が32年ぶりに巻頭イネつくり特集 基本から再生二期作、多年草化まで2025年12月15日 -
「食品関連企業の海外展開に関するセミナー」開催 近畿地方発の取組を紹介 農水省2025年12月15日 -
食品関連企業の海外展開に関するセミナー 1月に名古屋市で開催 農水省2025年12月15日 -
【サステナ防除のすすめ】スマート農業の活用法(中)ドローン"功罪"見極め2025年12月15日 -
「虹コン」がクリスマスライブ配信 電話出演や年賀状など特典盛りだくさん JAタウン2025年12月15日 -
「ぬまづ茶 年末年始セール」JAふじ伊豆」で開催中 JAタウン2025年12月15日 -
「JA全農チビリンピック2025」横浜市で開催 アンガールズも登場2025年12月15日 -
【地域を診る】地域の農業・農村は誰が担っているのか 25年農林業センサスの読み方 京都橘大学学長 岡田知弘氏2025年12月15日 -
山梨県の民俗芸能「一之瀬高橋の春駒」東京で1回限りの特別公演 農協観光2025年12月15日 -
迫り来るインド起点の世界食糧危機【森島 賢・正義派の農政論】2025年12月15日 -
「NARO生育・収量予測ツール」イチゴ対応品種を10品種に拡大 農研機構2025年12月15日 -
プロ農家向け一輪管理機「KSX3シリーズ」を新発売 操作性と安全性を向上した新モデル3機種を展開 井関農機2025年12月15日 -
飛翔昆虫、歩行昆虫の異物混入リスクを包括管理 新ブランド「AiPics」始動 日本農薬2025年12月15日 -
中型コンバインに直進アシスト仕様の新型機 井関農機2025年12月15日 -
大型コンバイン「HJシリーズ」の新型機 軽労化と使いやすさ、生産性を向上 井関農機2025年12月15日 -
女性活躍推進企業として「えるぼし認定 2段階目/2つ星」を取得 マルトモ2025年12月15日 -
農家がAIを「右腕」にするワークショップ 愛知県西尾市で開催 SHIFT AI2025年12月15日


































