【消費者の目】家庭菜園と休耕地2013年5月9日
家庭菜園を始めて今年でかれこれ10年になります。はじまりは、ある農協さんが経営する農園でした。集会場や農機具庫などの設備が整っており、初心者向けに栽培指導もやってくれたので、ずいぶんと助かりました。
この時に教わった農具の使い方やマルチの張り方は今でも役に立っています。
◇ ◇
今のマンションに引っ越してからは、近所の空き地を借りて家庭菜園を続けていましたが、その土地が宅地造成のためにこの8月で使えなくなるという連絡がありました。そこで、市役所の農業政策課に市民農園について問い合わせてみると、市民農園の運営は市民に任せているとのことで、代表の方の連絡先を教えてくれました。
◇ ◇
早速、その方に連絡を取ってみると、既に全ての区画が埋まってしまっているとのことでした。
開始当初は利用者が集まらず、行政区外の人も利用者として受け入れたそうです。休耕地の木の根や雑草を取り払い一緒に苦労した方に、出て行ってくれとは言えなくなってしまったとのこと。雑草だらけの土地を鍬一本で耕して、畑として使えるようにするのがどれだけ大変か私自身も身に染みていますので、それ以上何も言えなくなりました。
◇ ◇
周りには同じような休耕地がたくさんあります。自分で野菜を育ててみたいけれど知識もなければ教えてくれる人もいない人も大勢います。農業をよく知る人たちがその間を取り持てば、休耕地も減らせるでしょうし、農業への理解も深まるのではないでしょうか。
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