愛知県豊田市と「市内産業における柔軟な雇用環境の実現にむけた協定」締結 タイミー2025年7月2日
スキマバイトサービス「タイミー」を提供する株式会社タイミーは、愛知県豊田市と「市内産業における柔軟な雇用環境の実現にむけた協定」を締結した。タイミーを通じた柔軟な働き方を推進し、基幹産業である自動車産業を中心とした製造業等の人手不足の解消を目指す。
明治から大正にかけては養蚕業が盛んで、古くからものづくりの町として知られる豊田市。中小規模の製造業者での雇用を複数生んできた豊田市は、令和7年3月の有効求人倍率(令和7年3月)が1.29倍となるなど、人手不足の状況が続いている。業種別では、製造業や物流事業者等において特に課題が深刻化しており、製造業等の市内事業者の正社員比率は高く、柔軟な雇用が進んでいない傾向にある。
豊田市は、令和7年度から人材確保(雇用支援)及び人材育成の支援を行う「産業部産業人材活躍課」が新設。3か年の新規実証事業「とよたワークリンク事業」により、市内事業所の人手不足の解消および多様な人材の活躍を推進する。タイミーは、豊田市と同事業の中核を担う機関として、豊田市内の人材に係る課題に取り組んでいくことになった。
同協定では、「製造業を中心とした市内事業者への支援」、「仕事を探す市民(女性、若年層など)への支援」の2つのテーマに取り組む。
◎市内事業者を対象とした取り組み
豊田市とタイミーが共同で市内事業者を開拓の上で事業者への業務切り出し支援を実施。柔軟で多様な勤務形態・時間の仕事を確保し、タイミーを通じたマッチングを実現することで、人手不足の解消に貢献する。
また、これにとどまらず、スポットワークの活用を通じ、正社員等のスポットワーカーではない働き手の残業時間を減少させるなど、働き方改革の推進するなかで、就労環境の見直しを検討する事業所への「豊田市働き方改革アドバイザー派遣制度」の活用を促進するなど、市内事業者の雇用に係る課題を総合的に支援していく。
◎仕事を探す市民(女性、若年層など)を対象とした取り組み
豊田市では、「女性しごとテラス」や「豊田市就労支援室」などの就労支援窓口があり、女性を含む様々な求職者の就労支援を行っている。
同協定では、この窓口の利用者に対して、就業までの敷居が低いタイミーを案内し、潜在労働力を喚起していくとともに、タイミーを長期就労に向けたスモールステップ支援として活用する。
なお、基礎自治体が持つ就労支援窓口の中で、タイミーを活用する協定内容は全国初となる。
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