ななつぼし2万9000円 2025年産道産米の概算金 ホクレンが決定2025年8月18日
ホクレンは8月12日、2025年産米のJA概算金を決めた。ななつぼしは1等60kgで2万9000円で、ゆめぴりか、きらら397と併せ、いずれも前年産当初と比べ1万2500円上がった。猛暑などの影響で25年産米の作柄が不透明感を増し、商系との集荷競争も続く中、安定供給のための集荷確保を重視した。
ゆめぴりかの概算金は3万円で、きらら397は2万8500円(いずれも1等米60kg)。JAや農家には歓迎の声がある。今回の決定を受け、各JAは農家に払う概算金(生産者概算金)を決める。
ホクレンでは「24年産米では集荷競争が激しく、商系業者が集荷した米は高値で取引され高騰の一因になった。消費者の方に道産米をしっかりお届けするには集荷数量を確保し安定供給しなければならない。しっかり集荷できるよう、額を決めた」(米穀部)と説明した。
「当面は高値」の見方強まる
25年産の米をめぐっては、主食用米の作付意向増、政府備蓄米放出、海外輸入増などから需給が大きく緩むとみられていた。だが、猛暑、水不足、カメムシ被害による作柄への不安に加え、農水省が「実は米が大幅に足りなかった」と公表したことが引き金になり、足元では「当面高値が続く」との見方が取引関係者の間で強まっている。
重要な記事
最新の記事
-
農薬の正しい使い方(53)【今さら聞けない営農情報】第319回2025年10月11日
-
食料自給率 4年連続38%で足踏み 主食用米消費増も小麦生産減 24年度2025年10月10日
-
【特殊報】トマト立枯病 県内で初めて確認 和歌山県2025年10月10日
-
【特殊報】チュウゴクアミガサハゴロモ 県内の園芸作物で初めて確認 高知県2025年10月10日
-
【特殊報】スイカ退緑えそ病 県内で初めて確認 和歌山県2025年10月10日
-
【特殊報】ショウガ褐色しみ病 県内で初めて確認 和歌山県2025年10月10日
-
【注意報】チュウゴクアミガサハゴロモ 県内全域で多発のおそれ 埼玉県2025年10月10日
-
26%が米「買い控え」 米価上昇が家計に影響 住友生命「台所事情」アンケート2025年10月10日
-
コシヒカリ3万3000円に JA常総ひかりが概算金改定 集荷競争激化受け2025年10月10日
-
大豆の吸実性カメムシ類 甲信、東海、北九州一部地域で多発 病害虫発生予報第8号 農水省2025年10月10日
-
(456)「遅さ」の価値【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年10月10日
-
「いちご新規就農者研修事業」2026年度研修生、若干名を追加募集 JA全農岐阜2025年10月10日
-
10月23日に生活事業総合展示会 贈答品や暮らしを豊かにする事業を提案 JA全農いばらき2025年10月10日
-
本日10日は魚の日 岡山県産「冷凍かき」など90商品を特別価格で販売 JAタウン2025年10月10日
-
収穫が遅れた完熟の「黄かぼす 食べて応援企画」実施中 JAタウン2025年10月10日
-
国消国産の日 一斉行動日イベント「国消国産×防災」開催 JA全中2025年10月10日
-
「日産ビオパーク西本郷」と「小野田工場ビオトープ」が環境省「自然共生サイト」に認定 日産化学2025年10月10日
-
「えひめ・まつやま産業まつり-すごいもの博 2025-」に出展 井関農機2025年10月10日
-
まるまるひがしにほん 宮城県「登米市物産展」開催 さいたま市2025年10月10日
-
農業・食品特化の合同企業説明会「食品・農業就活サミット」27卒向けに開催2025年10月10日