再保証引受額4年ぶり増 全国農協保証センター2013年3月25日
(社)全国農協保証センターは3月22日、第45回通常総会を開き、平成25年度事業計画などを決めた。
全国農協保証センターは、JA准組合員への貸付金について、信連やJAなどの債務を再保証している団体だ。4月1日からは一般社団法人全国農協保証センターへ移行する。
24年度の再保証引受額は4654億円となる見込み。前年に比べて333億円増となり、4年ぶりに前年比増となる。さらに、25年度の事業計画では、景気の底入れや消費税増税を踏まえてJAの信用事業がさらに伸長するとの見通しから、同200億円増の4857億円と計画した。引受額の増加にともない、年度末保証残高も同1.1%増の4兆1769億円とした。
再保証でセンターが代位弁済した分の残高を示す求償権残高は、同5.2%増の146億円となる見込み。再保証残高が増えたことに加えて、3月末で中小企業金融円滑化法が期限切れとなることなどから代位弁済が増えるとの懸念があり残高増を見込んだ。
(関連記事)
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