水素関連事業の投資会社に投資契約 脱炭素の実現へ 農林中央金庫2022年8月2日
農林中央金庫は7月28日、欧州の水素関連事業の投資会社へ投資実行契約を締結したと発表した。
出資先は、「Clean H2 Infra Fund S,L,P.」。
同ファンドは、Air Liquide、TotalEnergiesなど水素関連企業が参画する世界最大規模の水素インフラファンドであり、投資対象は水素製造から水素ステーションまで幅広いといい、利用時にCО2を排出しない次世代エネルギーである水素の社会実装加速を通じて、脱炭素社会の実現をめざす。
ファンドの規模は15~18億ユーロ。農林中央金庫の出資金額は2000万ユーロ。
農林中金は、本出資を通じて水素バリューチェーンの早期構築に向けた取組みに参加するとともに、この分野の知見獲得や、ネットワーク活用を通じて、国内外の企業の水素関連事業に貢献していくとしている。
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