「令和5年度優良支店スマイルサポーター全国交流集会」開催 JA共済連2024年2月21日
JA共済連は2月15日と16日、「令和5年度優良支店スマイルサポーター全国交流集会」を千葉県内のホテルで開催。全国から194人のスマイルサポーターが集まり、利用者満足度の向上や窓口対応力の強化に取り組んだ。
令和5年度優良支店スマイルサポーター全国交流集会の会場
スマイルサポーターは、JAの支店窓口担当者の愛称。JAでは支店の要であり、来店する組合員・利用者にとっては身近で頼りがいのある「JAの顔」として1月現在、約1万3400人が全国で活躍している。
スマイルサポーターには、正確で迅速な事務手続きや、組合員・利用者のニーズに応じたきめ細かな対応、利用者満足度(CS)の向上など、事務・推進の両面から高度な窓口対応力が求められる。今回の交流集会は、講演会や分科会等の2日間のカリキュラムを通じて、業務に活かせるヒントや気づきなどが共有された。
交流集会では冒頭、JA共済連の深井裕常務理事が「コロナ禍や組合員の代替わりなど、JA共済事業を取り巻く環境が急速に変化しているが、組合員・利用者本位の業務運営を実践していくために最も大切なことは、組合員・利用者一人ひとりに寄り添う対応。本交流集会で学んだことをぜひ支店に持ち帰り、支店内で共有いただきたい。今後も万全な保障提供を通じて、組合員・利用者の皆さまが困ったときにお役に立てるよう、取り組んでいきましょう」と挨拶した。
分科会の様子
少人数のグループに分かれて行われた分科会では、今後の窓口対応力強化に向け、他のスマイルサポーターとディスカッションを通じて、悩みや課題、優良事例を共有した。主なテーマは、自動車共済の新規加入やグレードアップ、窓口における長期共済の案内の提案など。自動車共済の新規加入をテーマに討議したグループでは、「JAご利用者が支店に来店した際、手続きの待ち時間を活用してアンケートや見積りキャンペーンの案内を実施している」、「支店独自のキャンペーンを企画・立案し、野菜などを販売するJAの直売所でもキャンペーンチラシを配布し、お車の情報を収集している」など、各支店での取組事例が挙げられた。自動車共済のグレードアップについて討議を行ったグループは、「自動車共済の契約継続時期に保障内容のポイントをまとめたダイレクトメールを送り、ダイレクトメールをご覧いただきながら保障点検を行うことで、電話でのやりとりでも視覚的にご理解いただけるよう工夫している」と取組を紹介。また、長期共済生命総合共済や建物更生共済の提案について討議を行ったグループでは「まずは来店された方に案内チラシをお渡しすることからはじめている」「共済に加入当時は契約内容を理解していても、数年経過すると、ご自身の契約内容を忘れてしまっている方も多い。共済金請求手続き等で来店された際に、改めて契約内容の確認や保障点検を実施している」など取組が紹介され、活発な意見交換の場となった。
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