JA三井リースが新中計「Sustainable Evolution2028」策定 課題解決で持続的成長目指す2025年5月15日
JA三井リースは2028年3月期を最終とする3カ年の新しい中期経営計画「Sustainable Evolution2028」を策定した。25年3月期末を最終とした前中計が目標を大幅に超過達成したことを受け、5つの重点施策により財務目標(KPI)を税引後当期純利益470億円(25年3月期末374億円)、自己資本比率10%以上(同9.7%)、ROA(総資産利益率)1.8%以上(同1.7%)に設定。あわせて7つの非財務目標も新たに設定した。

中計のスローガンは「社会・地域・顧客のあらゆる課題解決を通じて持続的成長を実現する」とした。中計に先立ち、新たに長期ビジョン(10年後のありたい姿)として「社会課題を顧客やパートナーと共に解決し、社員の成長を通じ持続可能な社会に貢献する企業グループ」も設定し、経営理念と中計をつなぐ「中間的な目標」と位置付けた。

財務目標は、前中計「Real Change2025」が税引後純利益300億円だった。新中計の財務目標は新たに、自己資本比率の回復(24年3月期末10.2%)とROAを加えた。同時に長期ビジョン実現に不可欠な非財務目標も新たに設定した。非財務目標は重点施策から設定した。
重点施策は①ビジネスモデルの進化②経営基盤の強化③人的資本経営の実現④DX戦略の加速⑤サステナビリティ経営の深化。これに基づき、非財務目標は①再生可能エネルギー関連投融資額累計4500億円(25年3月期末3050億円)②温室効果ガス排出量(21年度対比)47%削減(同44.6%削減)③女性管理職比率10%以上(同3.1%)④人材育成投資額24年度対比2倍以上(同1.6億円)⑤育休取得率100%(同90%)⑥年休取得率70%以上(同65%)⑦障がい者雇用率では法定雇用率以上の雇用を継続(同2.8%)。このうち④~⑦は単体目標。農業分野に関しては、DX戦略の一環として、農業生産者向け会員限定サイト「あぐりサポートねっと」を「農業従事者向けのプラットフォーム」にしていく。
重要な記事
最新の記事
-
商系に撤退の動き、集荷競争に変調 米産地JA担当者に聞く(中)【米価高騰 今こそ果たす農協の役割】2025年10月30日 -
再生産可能なコメ政策を 米産地JA担当者の声(下)【米価高騰 今こそ果たす農協の役割】2025年10月30日 -
生産者が将来見通せる政策を 鈴木農相を表敬訪問 山野JA全中会長ら2025年10月30日 -
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】新政権の農政~「朝令暮改」2025年10月30日 -
よく食べた栗の実【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第362回2025年10月30日 -
鳥インフルエンザウイルスの地理的拡散と進化 2024年シーズンの遺伝子を解析 農研機構2025年10月30日 -
第36回岐阜県農業フェスティバルに出店 ステージやイベントで県産農畜産物をPR JA全農岐阜2025年10月30日 -
全国の産地応援 伊藤園と共同開発「ニッポンエール 大分県産完熟かぼすSODA」発売 JA全農2025年10月30日 -
伊藤園と共同開発「ニッポンエール 長野県産りんご三兄弟」 発売 JA全農2025年10月30日 -
【肉とビールと箸休め ドイツ食農紀行】ドイツで食べ物は高いか?安いか?2025年10月30日 -
最新の無人・自動運転トラクターを実演 クボタアグリロボ実演会 in加美を開催 JAグループ宮城2025年10月30日 -
東北6県の魅力発信「全農東北プロジェクト」とコラボ企画実施 JAタウン2025年10月30日 -
「JAタウン公式アプリ」リリースで開発・導入を支援 メグリ2025年10月30日 -
GREEN×EXPO 2027公式ライセンス商品を相次ぎ発売 横浜と大阪で期間限定店開設 2027年国際園芸博覧会協会2025年10月30日 -
適用拡大情報 殺菌剤「ダイパワー水和剤」 日本曹達2025年10月30日 -
ローズポークを食べてプレゼントを当てよう 11月にキャンペーンを実施 茨城県銘柄豚振興会2025年10月30日 -
鳥インフル 英国からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年10月30日 -
国産の針葉樹100%使用 高耐久の木製杭「エコクレオ防腐杭」がウッドデザイン賞 コメリ2025年10月30日 -
近いがうまい埼玉産「埼玉県地産地消月間」11月に県産農産物を集中PR2025年10月30日 -
「長崎みかん」初売りイベント 大田市場で開催 JA全農ながさき2025年10月30日


































