家庭内消費 さらに拡大が重要-Jミルク2021年8月20日
Jミルクは8月19日に需給短信を公表した。直近の飲用需要は低調に推移しており家庭内消費の拡大が重要としている。
6月の生乳生産量は全国で64万1000tで前年同月比102.8%。北海道は36万1000tで同103.2%、都府県は28万tで同102.2%となった。
生乳生産は北海道、都府県ともに好調だったが、飲用需要については同99%と前年を下回ったことから、乳製品向け処理量は同107.8%と前年を大きく上回った。
脱脂粉乳の推定出回り量は同107.6%、バターは同121.8%と前年を大きく上回ったが、在庫量は脱脂粉乳同104.2%、バター同109.4%と引き続き高水準で推移している。
直近の動向では生乳生産は猛暑の影響で7月下旬から全国的に伸び率が大きく減少しているが、台風や大雨の発生と気温が平年を下回って推移していることから、今後の影響を注視する必要があるとしている。
また、牛乳類の消費は8月の第2週から販売個数が減少しており、全国的な悪天候や気温の低下が影響しているとJミルクは推察している。
新型コロナウイルス感染症の全国的な拡大で緊急事態宣言の発令地域の拡大や期間の延長が決まった。そのため引き続き業務用需要は厳しい状況が続くことが考えられることから、業界として家庭用を中心とした需要拡大に積極的に取り組むとともに、学校給食が再開される9月の需要期の安定供給に向けた準備が重要となるとしている。
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