侍ジャパン井端監督ら元プロ野球選手が熱血指導「JA全農WCBF少年野球教室」小松市で開催2024年6月17日
王貞治氏が理事長を務める世界少年野球推進財団(WCBF)は6月15日、「JA全農WCBF少年野球教室」を石川県小松市のこまつドームで開催。侍ジャパン監督の井端弘和氏や里崎智也氏ら元プロ野球選手が講師となり、子どもたちを指導した。
バッティングを指導する井端講師
元プロ野球選手が講師を務めるこの教室は、今年で32年目を迎えた。小松教室には、同市の少年野球25チーム、小学生、指導者、保護者ら計304人が参加。五十嵐亮太氏(ヤクルトOB)、里崎智也氏(ロッテOB)、中畑清氏(巨人OB)、井端弘和氏(中日OB)の元プロ野球選手4人が直接指導した。
開校式では、中畑講師が「松井秀喜さんが育ったこの地で世界に通用する選手が生まれるよう、今日は講師とともに元気よく取り組み、素敵な思い出にしましょう」とあいさつ。また、開催県のJA全農いしかわから各講師に「能登牛 肩ローススライス 500g」が贈られた。
野球教室は、ウォーミングアップ後、井端講師から走塁の基本、里崎講師から投げ方の基本をレクチャー。投手、捕手、野手のポジション別に分かれ、「投げる」「捕る」「打つ」「走る」などの基本を分かりやすく指導した。子どもたちは講師のアドバイスを聞いて、真剣な表情で取り組んでいた。また、走塁の基本では、井端講師が子どもたちに、「大事なことはリラックスすること。上半身に力が入っていると盗塁はできない」とアドバイスした。
指導者講習会では、トレーナーの石川慎二氏が、ケガを予防するためのストレッチやトレーニング方法について実技を交えて講義。また、スポーツ栄養教室では、 管理栄養士の阿部菜奈子氏が、保護者30人を対象に成長期の子どもに必要な栄養や上手な取り入れ方、おすすめの食材などについて講義した。
参加者には、JA全農いしかわからひゃくまん穀パックごはん、トマトカレーと協賛各社からは国産農畜産物を使用した加工品などが贈られた。
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