元卓球日本代表・石川佳純が全国を巡る卓球教室 岩手で開催 JA全農2025年6月30日
JA全農は6月28日、全農所属で元卓球日本代表の石川佳純さんによる卓球教室「全農presents石川佳純47都道府県サンクスツアーin岩手」を江刺中央体育館(岩手県奥州市)で開催。卓球に取り組む子どもたちに、「心技体」の重要性について直接伝授した。
石川さんと岩手県の子どもたち
「石川佳純47都道府県サンクスツアー」(企画:IMG)は石川さんが全国各地の人々との交流を通じて、卓球の魅力やスポーツの楽しさを伝えることを目的に企画された。2022年4月に始まり、全農主催は、昨年9月に開かれた滋賀教室に続き10回目となる。
同イベントでは、世界の舞台で戦ってきた石川さんが自身の経験をもとに、トークショーや実技指導を通して健康で強い心と体を持つ選手になるために重要な「心技体」について岩手県の子どもたちに伝えた。「技」を伝えるパートでは自身のプレーを披露するとともに、岩手県内の小学3年生から6年生までの54人に直接指導した。
子どもにアドバイスを送る石川さん
開催に先立ち、全農 岩手県本部長の髙橋司氏が「世界で活躍した選手から教えてもらう滅多にないチャンスを存分に楽しんでほしい」と挨拶。その後、ウォーミングアップとして食べ物を表現する石川さんのジェスチャーをもとに、子どもたちが正解の食べ物の描かれた「食べ物かるた」を探すレクリエーションで体を温めたところで、石川さんが卓球台を1台1台まわり、ラケットや身体の使い方を丁寧にアドバイスした。
観客からの質問コーナーでは、「コーチとして試合でベンチに入ったとき、どのような言葉を選手にかけるべきか」という質問に、石川さんは「自信を持たせてくれる言葉が一番よかった」と答え、質問した観覧者は石川さんのサーブを受ける1球チャレンジに参加。また、参加選手とのチャレンジマッチも行われ、緊張感のあるラリーに歓声が上がった。さらに、実技指導の最後には石川さんと参加者全員でボールを繋ぐ「絆ラリー」を楽しんだ。
イベントでは参加者の疑問に答える質問コーナーも行われ、子どもたちは様々な疑問や悩みを石川さんにぶつけた。「試合中イライラした際どのように気持ちを切り替えるか」という質問に対し、石川さんは「自分のミスを気にしすぎず、気持ちをコントロールできるよう練習の時から意識していた」とアドバイス。このほか、「岩手県の中で一番好きな食べ物はなにか」という問いかけに「おすすめはありまか」と石川さんが逆質問。質問者は「地元のキャベツが甘くてすごくおいしいので食べてほしい」と答えるなど参加者との交流を楽しんだ。
また、〇×クイズ大会では、石川さんも子どもたちと一緒に「体」を鍛えるための食や栄養の重要性を学ぶクイズに挑戦。栄養にまつわる問題に加え、「いわて牛の中でも最高ランクのお肉を『いわて牛 五つ星』と呼ぶ。〇か×か」など開催地・岩手県の農畜産物に関する問題が出題され、子どもたちはクイズ大会を通して、スポーツに密接に関わる「食」について楽しく学んだ。
イベントの最後には石川さんが監修した「石川佳純(かすみん)カレー」などを含む豪華な参加賞と石川さんのサイン入り修了証を参加した子どもたちに贈られた。
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