さとうきびのアワヨトウ被害で注意報 沖縄県2021年5月21日
沖縄県病害虫防除技術センターは、大東諸島でサトウキビのアワヨトウ被害が拡大していることを受け、5月17日に病害虫発生予察注意報第2号を発令した。
アワヨトウの若齢幼虫
北大東島村と南大東村で、5月中旬に実施した株出しほ場での発生調査の結果、被害茎率は北大東村で82.5%、南大東村で36.9%、食害度は北大東村で51.0%だった。

アワヨトウの県内における年間発生世代数は明らかになっていないが、突発的に大発生する傾向がある。卵は卵塊で、葉鞘の内部や葉の基部に産み付けられ、若齢幼虫の体色は淡い黄緑色だが、老齢幼虫では灰白色や黒緑色などになる。
食害痕はバッタ類の被害に酷似しているが、食害痕があるにもかかわらず、ほ場内にバッタ類が見当たらない場合は、未展開葉部または株元に幼虫の存在を確認する。
防除対策では、発生源となるほ場やその周辺のイネ科雑草の除去を徹底するよう促している。被害の多い地域では、薬剤による一斉防除を行う。また、メイチュウ類などと同時防除が有効としている。
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