ムカデは2タイプの剤型で。スズメバチは動き封じる ムカデ、スズメバチ殺虫剤販売 フマキラー 来年2月2016年11月4日
フマキラーは来年2月上旬から全国でムカデやスズメバチを対象とした殺虫剤を販売する。
◆ムカデカダン
ムカデにかまれると赤く腫れたり強い痛みを伴ったりする。ムカデの毒はハチと似た成分が含まれているためアナフィラキシーショックを起こすこともあり注意が必要。ふだんはコンクリートの隙間などにいるが、餌の昆虫を探すために室内に侵入することがある。
同社は殺虫効果の高い薬剤を喫食させ駆除する誘引駆除剤を、錠剤タイプ「ムカデカダン 誘引殺虫粒剤300g」と容器タイプ「ムカデカダン 誘引殺虫剤 8個入」の2タイプ販売する。庭や花壇周りなど広範囲に散布する際は粒剤タイプ、玄関や屋内など隙間やペットの通り道など粒剤を散布できない場所には容器タイプを置き、使い分けができる。なお容器タイプは雨の中でも使え、屋外でも効果が約1か月持続する。
ムカデの他、ヤスデ、ゲジ、ダンゴムシなどにも効く。
◆カダン スズメバチバズーカジェット
この製品の特長はスズメバチの羽ばたきを抑制して行動を停止させる成分を配合していること。このため飛び回るスズメバチの動きを封じて駆除できる。またバズーカノズルを使っているため、薬剤が勢いよく噴射され、大量に遠くまで届かせることができる。
さらに別の使い方として、巣をつくりそうな場所にあらかじめ噴霧し、殺虫成分の残効性で巣作り予防にも役立てることができる。
スズメバチの他、アシナガバチ、アブ、ガ、クモ、ムカデなどにも適用する。
同社は巣の処理について、皮膚の露出しない防護服、手袋、長靴、保護メガネ(いずれもスズメバチ用)を必ず着用すること。ハチが巣に戻りおとなしくなった日没後に行う事、使う際は未使用品を用い、使い切ること。さらには1本以上予備を用意すること。直径25cm以上の大きな巣などは専門の駆除業者に相談することなど注意を喚起している。
両商品の問い合わせ先は、フマキラー(株)お客様相談室 電話:03-3255-6400、または0077-785-555まで。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(159)-食料・農業・農村基本計画(1)-2025年9月13日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(76)【防除学習帖】第315回2025年9月13日
-
農薬の正しい使い方(49)【今さら聞けない営農情報】第315回2025年9月13日
-
【人事異動】JA全中(10月1日付)2025年9月12日
-
【注意報】野菜類、花き類、豆類にハスモンヨトウ 県内全域で多発のおそれ 兵庫県2025年9月12日
-
【注意報】果樹カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 佐賀県2025年9月12日
-
【石破退陣に思う】農政も思い切りやってほしかった 立憲民主党農林漁業再生本部顧問・篠原孝衆議院議員2025年9月12日
-
【石破首相退陣に思う】破られた新しい政治への期待 国民民主党 舟山康江参議院議員2025年9月12日
-
【石破退陣に思う】農政でも「らしさ」出しきれず 衆議院農水委員会委員・やはた愛衆議院議員(れいわ新選組)2025年9月12日
-
ドローン映像解析とロボットトラクタで実証実験 労働時間削減と効率化を確認 JA帯広かわにし2025年9月12日
-
スマート農業の実践と課題を共有 音更町で研修会に150名参加2025年9月12日
-
【地域を診る】個性を生かした地域づくり 長野県栄村・高橋彦芳元村長の実践から学ぶ 京都橘大学学長 岡田知弘氏2025年9月12日
-
(452)「決定疲れ」の中での選択【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年9月12日
-
秋の味覚「やまが和栗」出荷開始 JA鹿本2025年9月12日
-
「令和7年台風第15号」農業経営収入保険の支払い期限を延長 NOSAI全国連2025年9月12日
-
成長軌道の豆乳市場「豆乳の日」前に説明会を実施 日本豆乳協会2025年9月12日
-
スマート農園を社会実装「品川ソーシャルイノベーションアクセラレーター」に採択 OYASAI2025年9月12日
-
ご当地チューハイ「寶CRAFT」<大阪泉北レモン>新発売 宝酒造2025年9月12日
-
「卵フェスin池袋2025」食べ放題チケット最終販売開始 日本たまごかけごはん研究所2025年9月12日
-
「日本酒イベントカレンダー 2025年9月版」発表 日本酒造組合中央会2025年9月12日