平成29年第1四半期 売上高は128億円 日本農薬2017年2月16日
日本農薬(株)は2月14日、平成29年9月期第1四半期(平成28年10月1日~平成28年12月31日)の連結決算を発表した。売上高は128億17百万円だった。
同社グループの第1四半期実績は、中核事業である農薬事業の過半を占める北半球での販売が、不需要期にあたる季節的要因から、他の四半期実績に比べ売上高などが低水準に止まる傾向がある。
同期売上高は、前年に連結子会社化したブラジルのSipcam Nichino Brasil S.Aの業績を同期より連結業績に含めたこともあり、128億17百万円(前年同期比72.0%増)となった。
利益面では、営業利益△3億88百万円、経常利益は△2億16百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は△5億81百万円となった。
国内農薬販売では、園芸用殺虫剤「フェニックス」、「コルト」を始めとする主力自社開発品目の普及拡販に努めた。また農薬原体販売では、園芸用殺虫剤「コテツ」、「ハチハチ」などの当用期に向けた販社への荷動きが早まり、国内販売全体の売上高は前年同期を上回った。
海外農薬販売では、米州での販売が好調に推移した。品目別では、取引価格が高く推移した棉の作付面積が拡大したことから、Nichino America,Inc.の主力品目である棉落葉剤「ET」の売上高が伸長した。またブラジルの子会社業績を連結業績に含めたこともあり、為替は円高基調で推移したが、海外販売全体の売上高は前年同期を上回った。
結果、農薬事業の売上高は117億45百万円(前年同期比53億65百万円増、84.1%増)となり、営業利益は△3億92百万円(同6億44百万円増)となった。
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