海外事業が売上げの過半超 増収減益-日本農薬2017年11月14日
日本農薬(株)は11月13日、平成29年9月期(平成28年10月1日~29年9月30日)の連結業績を発表した。増収減益決算で、売上高は600億33百万円となった。
平成29年9月期、同社グループは、中期経営計画「グローバル企業への前進」に取り組み、自社開発品目を中心とした普及拡販と、海外事業の拡大を目指し、事業を展開してきた。
当連結会計年度における同社グループ業績は、前年度末に連結子会社化したSipcam Nichino Brasil S.A(ブラジル)の業績を含めたこともあり、売上高600億33百万円(前年同期比93億91百万円増、18.5%増)となった。
この結果、海外事業が、同社グループ全体の売上高の過半を超えることになった。
利益面では、ノウハウ技術料収入が大きく減少したことなどから、営業利益は34億96百万円(同9億29百万円減、21.0%減)、経常利益は35億97百万円(同2億67百万円減、6.9%減)となった。
親会社株主に帰属する当期純利益については、品目買収した除草剤「オルトスルファムロン」の、のれん減損損失を計上したが、前期比で特別損失の計上額が減少したことなどから、17億17百万円(同6億82百万円増、65.9%増)となった。
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