素材供給量、国内材の割合 4年連続増加2013年4月22日
農水省は平成24年度の木材統計を4月16日に公表した。それによると素材供給量に占める国内材の割合は4年連続増加、外材は3年連続減少した。
【供給量】
素材の供給量は国内産が1847万3000立方mで、前年に比べ1.0%上昇した。外材は617万7000立方mで前年に比べ1.6%減少した。
産地別に見ると、米国材、ニュージーランド材は前年に比べそれぞれ2.8%、1.6%増えたが、北洋材、南洋材は前年に比べそれぞれ21.9%、24.7%減少した。この結果素材供給量に占める国産材の割合は74.9%で前年を0.5ポイント上回った。
【需要量】
素材の需要量は2465万立方mで、前年に比べ0.3%増加した。需要部門別に見ると製材用は1624万7000立方m(前年比1.1%減少)、合板用は383万7000立方m(同0.5%減少)、また木材チップ用は456万6000立方m(前年比6.5%増加)だった。需要部門別の構成割合は製材用65.9%、合板用が15.6%、木材チップ用が18.5%となった。
【製材業の動向】
製材工場数は5927工場、前年に比べ315工場(5%)減少した。また製材出荷量は930万2000立方m(前年比1.4%減少)だった。
このうち特に、家具・建具用材が2万立方m(25.0%)減少した。
また木材チップの生産量が586万4000tで
前年に比べ22万6000t(4%)増加した。
重要な記事
最新の記事
-
【現地レポート・JAの水田農業戦略】新たな輪作で活路(2)子実コーンの「先駆者」 JA古川2024年3月29日
-
全国から1,000名を超える農業の担い手が集う 「第26回全国農業担い手サミットinさが」開催 佐賀県2024年3月29日
-
家族みんなで夏の農業体験はじめよう 食農体験イベント「土袋でデコきゅうり」開催 JA兵庫六甲2024年3月29日
-
(377)食中毒1万人は多いか?【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2024年3月29日
-
【浅野純次・読書の楽しみ】第96回2024年3月29日
-
【人事異動】全国農業会議所(4月1日付)2024年3月29日
-
品種で異なるメロンの味わいを体験 自由が丘「一果房」で29日から 青木商店2024年3月29日
-
第160回勉強会「レジリエントな植物工場運営・発展に向けて~災害からの復旧・復興事例から学ぶ」開催 植物工場研究会2024年3月29日
-
創立55周年記念 ガーデニング用 殺虫・殺菌スプレーなど発売 住友化学園芸2024年3月29日
-
「核兵器禁止条約」参加求める26万の署名 藤沢市議会が意見を採択 パルシステム神奈川2024年3月29日
-
尾鷲伝統の味「尾鷲甘夏」出荷開始 JA伊勢2024年3月29日
-
令和6年能登半島地震 被災地農家を応援 JA全農石川へ寄付 KOMPEITO2024年3月29日
-
林木育種センター九州育種場 九州育種基本区の「スギエリートツリー特性表」公表 森林総研2024年3月29日
-
農業フランチャイズのクールコネクト シードラウンドで3200万円を調達2024年3月29日
-
鳥インフル 米メイン州からの家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2024年3月29日
-
畜産施設の糞尿処理で悪臭対策 良質な堆肥化を促進 微生物製剤を開発 B・Jコーポレーション2024年3月29日
-
水田のスマート水管理で東大大学院農学生命科学研究科と共同研究開始 ほくつう2024年3月29日
-
神明HDと資本業務提携 米・青果流通加工プラットフォームを強化 エア・ウォーター2024年3月29日
-
軽量・軽作業・耐暑性の甘長トウガラシの定植開始 JAくま2024年3月29日
-
植物由来ポリエチレン使用の学校給食用牛乳パック 採用拡大 日本テトラパック2024年3月29日