にんにく代金の寄付で新型コロナ支援 先行予約受付中 豊作の大地2020年5月26日
体験型野菜農園を運営する豊作の大地(神奈川県厚木市)は、新型コロナウイルスの影響を受けた飲食業などを支援しようと、にんにくの代金を寄付に当てる取り組みを開始。6月21日までの期間限定で、収穫間近となったにんにくの先行予約販売を始めた。
にんにくの種植え体験
20年間のサラリーマン生活を経て、農業に新規参入した渡辺豊氏が代表を務める豊作の大地は、厚木市で荒廃した土地を開墾し、やせた土地に大量の完熟堆肥を運んだ畑で、無農薬無化学肥料のニンニクを栽培している。
新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、消費が低迷するなか、農家としてできることはないかと考え、にんにくで身近な誰かを応援し、さらに世の中の知らない誰かも救うことができる仕組みを考案した。
具体的には、「豊作の大地オンラインショップ」で、にんにくを購入し、応援したい人にプレゼントとして発送するというもの。にんにくの代金の半分は、新型コロナウイルスの影響で家や仕事を失った人々へ寄付される。また、寄付先の認定NPO法人ほうぼくは、村上財団と協力して募金額の2倍が寄付される支援を行っていることから、結果として、にんにくの購入金額はそのまま寄付にあてられることになる。
対象となるニンニクは、農薬不使用、化学肥料不使用のオーガニックニンニク。中玉の「嘉定ニンニク」は3000円、中玉の嘉定と大玉のホワイト六片の2品種セットは4000円、大玉・ホワイト六片のみは5000円でいずれも1キロ単位で販売する。価格は税込。
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