日本生協連調べ 子どもの担任になってほしいアニメキャラは「ドラえもん」2021年3月19日
日本生活協同組合連合会は、「春の新生活スタートに関する調査」を3月3日~3月4日の2日間、インターネットで実施。全国の20歳~59歳の女性に対して行い、1000人の有効サンプルを得た。

調査ではこの春(4月)からの新生活でがんばりたいことを聞いたところ、1位が「貯金」(38.0%)で以下、2位「料理」(30.0%)、3位「ダイエット」(29.2%)、4位「家事(掃除・洗濯など)」(27.2%)、5位「仕事」(26.0%)と続いた。世代別にみると、「貯金」は40代・50代より20代・30代のほうが高く、また、「おしゃれ・美容」も若い世代ほど高くなり、20代や30代には、貯金や美しさを磨く"美活"をがんばろうと考えている人が多い。
昨年の調査結果と比較すると、1位「貯金」と2位「料理」は昨年から変動はなかったが他方、「ダイエット」(昨年4位→今年3位)や「食生活の改善(野菜を摂るなど)」(昨年7位→今年6位)、「生活習慣の改善(早寝早起きなど)」(昨年10位→今年8位)では順位が上がり、女性の健康意識の高まりが見られる結果となった。新型コロナウイルスの感染拡大を機に健康意識が高まっている。
新生活でがんばりたいことでは「貯金」が2年連続で1位。全回答者に、この春からの新生活で、どのようなことにかけるお金を節約したいと思うか聞いたところ、1位「水道・電気・ガス」(50.4%)、2位「食事(外食除く)」(34.1%)、3位「外食」(26.0%)、4位「衣類・ファッション用品」(20.3%)、5位「通信(スマートフォンやインターネットなど)」(17.4%)となった。世代別にみると、いずれも「水道・電気・ガス」が1位で、世代が上がるほど高くなる傾向だった。
節約の目標金額については、「3000円~5000円未満」が23.9%、「5000円~10,000円未満」が25.2%で、平均は9967円。昨年の調査結果と比較すると、平均は、昨年10,420円→今年9,967円と453円減少した。
次に、この春からの新生活で、どのようなことにお金をかけたいか聞いたところ、1位「旅行」(22.1%)、2位「趣味」(18.4%)、3位「レジャー・娯楽(旅行除く)」(16.6%)、4位「化粧品・美容用品」(12.5%)、5位「友人・知人との交際」(12.3%)となった。世代別にみると、「旅行」は世代が上がるほど高く、「化粧品・美容用品」は若い世代ほど高い傾向で、20代では「旅行」(20代:17.2%)や「趣味」(20代:18.4%)などを抑えて1位になったた。
新生活を充実させるために買い替えたいアイテムを聞いたところ、1位「洋服」(15.8%)、2位「スマートフォン」(14.6%)、3位「クツ」(12.2%)、4位「バッグ・カバン」(11.6%)、5位「化粧品」(11.3%)と、上位5項目中4項目がファッション・美容関連だった。
春の新生活の不安と失敗
春からの新生活では、どのようなことに不安を感じているか聞いたところ、1位「からだの健康」(28.3%)、ほぼ同率で2位「こころの健康」(28.2%)、3位「生活リズム」(24.9%)、4位「収入」(22.0%)、5位「睡眠」(17.0%)。また、入学・入社・転勤などの新生活開始の際に、どのような失敗をしたことがあるか聞いたところ、1位「がんばりすぎて体調を崩す」(27.0%)、2位「下調べしたのに道に迷ってしまう」(16.8%)、3位「周囲とうまくなじめず孤立する」(14.6%)、4位「新生活開始早々に忘れ物をする」(7.0%)、5位「新生活開始早々に寝坊・遅刻する」と「事前の勉強が足らず授業や仕事についていけない」(いずれも6.3%)という結果。オーバーワークにならないように注意することや、余裕を持った行動・充分な準備を心がけることが、新生活の序盤を上手に乗り越えるコツになりそうだ。
子どもの新生活についての母親の心配
小学生~大学生の子ども(長子)をもつ183人に、4月からの新年度でどのようなことが心配か聞いたところ、1位「授業についていけるか」(42.1%)、2位「新しい学校・クラスの雰囲気になじめるか」と「新生活によるストレスを溜めこまないか」(いずれも32.2%)、4位「友人ができるか・孤立しないか」と「先生との相性がいいか」(いずれも30.1%)という結果。また、全回答者に、子どもがひとり暮らしをするときに教えたい料理を聞いたところ、1位「カレー」(183件)、2位「味噌汁」(103件)、3位「肉じゃが」(101件)となった。
新生活×芸能人・アニメキャラ
全回答者に、"美活"や"悩み"、"子どもの担任"の新生活に関連するキーワードで、イメージに合うタレント・芸能人やアニメキャラを聞くと、"美活"のお手本にしたいと思う女性タレントの1位は「田中みな実」(98件)、2位「綾瀬はるか」(59件)、3位「北川景子」(36件)。新生活の悩みを聞いてほしい芸能人は、「マツコ・デラックス」(109件)が2位の3倍以上の得票。2位「明石家さんま」(29件)、3位「タモリ」(26件)と続いた。
子どもの担任になってほしいと思う芸能人は、1位「天海祐希」(44件)、2位「櫻井翔」(28件)、3位「武田鉄矢」(26件)。
子どもの担任になってほしいと思うアニメキャラでは、1位「ドラえもん(ドラえもん)」(88件)、2位「アンパンマン(それいけ!アンパンマン)」(44件)、3位「竈門炭治郎(鬼滅の刃)」(43件)となった。子どもの担任には、やさしくて面倒見のよい先生を望む母親が多い傾向がみられた。
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