若者が生物多様性の未来について考える「生物多様性ユース対談」開催2021年4月9日
日本自然保護協会が支援するユース団体「GYBN Japan」は4月10日と11日、「生物多様性ユース対談」を開催。生物多様性条約で活躍するGlobal Youth Biodiversity Network(GYBN)が若者の声を政策決定に反映させるため世界各地のユースに開催を呼びかけているイベントで、日本での正式会合となる。
同会合は、日本の若者たちが自らの考えや意見を意思決定者や市民社会に提示することで、次の10年の世界目標である「ポスト2020生物多様性枠組」の政策決定過程に若者の考えを反映させることを目的に開催。参加者の意見や考えを発展させるため、専門家による能力養成やシステムシンキングを用いた議論も行われる。
同協会の国際担当である国際自然保護連合日本委員会副会長兼事務局長の道家哲平氏も登壇。最終成果として対談内容の要約を含む提言書を作成し、他国の若者の意見とともに生物多様性条約、IUCN、WCC、UNGA76などに提出する。参加者は30歳以下のユースが対象で、参加費は無料。4月9日まで参加者を募集している。
■Global Youth Biodiversity Network(GYBN)
「生物多様性を守り、地球の天然資源を保全する」という目標を掲げるユースたちが団結した国際的なネットワーク団体。GYBNは、生物多様性条約の下で交渉する若者の公式グループとして若者の意見や立場を政治的プロセスに持ち込み、若者が行動を起こすことを目指している。この枠組みのもと日本支部であるGYBN Japanは、2020年5月に政策提言、意識向上、国際協働、ネットワーキングを目的に発足。現在は、Change Our Next Decade(COND)と生物多様性わかものネットワークの2団体が加盟し、運営を実施している。
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