「福井県産ナツメ」のエキスを配合 スキンケア商品を新発売 ウテナ2021年5月14日
ナツメ生産の聖地、福井県産の棗(ナツメ)から抽出したナツメエキスを配合したスキンケア商品が5月18日、(株)ウテナの新スキンケアブランド「HIRAKU」から発売される。
右から「HIRAKU オールインワンジュレ」(5280円)
「HIRAKU ジュレシートマスク」(2200円)
「HIRAKU 目元口元クリーム」(3850円)
いずれも税込
東洋のパワーフードと呼ばれ、漢方や薬膳で欠かせない食材として利用されているナツメ。福井県はナツメの生産量で全国一位を誇り、古来よりナツメが生産されてきたと言われている。室町時代に越前朝倉氏二代目当主、朝倉高景の領地として棗荘(旧坂井郡棗村、現在の福井市)の名前が登場するなど、古くからの地名にもなっており、1724(享保9)年に福井領内の産物をまとめ、幕府に提出した「越前国福井領産物覚書」にも記載されている。
商品化のきっかけは、2018年に、福井県交流文化部ブランド課から本県産のナツメを肌に良い産物として情報発信したことから、ウテナが商品開発を開始。このほど、福井市棗地区産の無農薬ナツメから抽出したナツメエキスを配合した新スキンケアブランド「HIRAKU」が商品化された。
棗の木
使われるナツメは、福井県産棗地区の棗の里農産が生産。ビタミンや鉄分、葉酸など良質な栄養素が豊富に含まれナツメは、美容に良く、「一日三粒食べれば老いない」と言われ、楊貴妃も好んで食べていたと伝えられる。近年はお茶やエキス開発など特産化がすすめられている。棗の里農産は、国内でも唯一の棗生産者として知られ、安全なナツメを提供するため、すべて無農薬で栽培している。
福井県の杉本達治知事は「棗地区では昔から各家庭に庭木として植えられ、おやつとして食べられてきた。無農薬で育てられた安全・安心な棗を使ったこの商品を、健やかな肌を育む新スキンケアとして、より多くの方にご愛用いただければ」と話している。
「HIRAKU」は、「老化シフト」に着目し、 50代からの肌を育てていく「予防美容」をコンセプトにしたスキンケア商品。ナツメから独自開発した保湿成分のナツメエキスを配合し、加齢とともに硬くなる角質をやわらげて健やかな肌を育む。ウテナ公式ECサイトで販売。都内アンテナショップ「ふくい南青山291」では5月25日から販売。
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