「軽トラ」需要増に応え 中古自動車販売事業を開始 唐沢農機サービス2023年3月24日
農業機械のマーケットプレイス「ノウキナビ」を運営する唐沢農機サービスは、3月から新規事業として中古自動車販売を開始する。
軽トラックは、ほとんどの農家が活用している農業に欠かせない車だが、世界的な半導体不足による新車の納期遅れや、軽トラックの生産台数の減少などから新車が手に入りづらい状況にあり、軽トラックの中古需要が高まっている。
同社はこれまで、農家から中古軽トラックについての問い合わせや要望が数多く寄せられていたことから、中古自動車販売事業の開始を決めた。
仕入れた中古車の整備・点検などのため、本社敷地内に認証工場を新設し、認証工場の設置は6月末を予定。工場の稼働開始に向けて自動車整備士の採用を始めた。現在は農機具のみを対象としているが、認証工場の設置・自動車整備士の採用により、今後は軽トラックや積載車などの自動車の整備も可能になる。
まず、軽トラックを約50台仕入れ、今後は軽トラック・軽バン・積載車など農業で使用頻度の高い中古車を中心に、常時100台の在庫を確保することを目標としている。
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