転炉スラグで「土壌伝染性フザリウム病」の被害軽減 2015年10月6日
研究成果集農研機構
農研機構は9月30日、「土壌伝染性フザリウム病の被害軽減技術に関する研究成果集」を公表した。
土壌伝染性フザリウム病は、フザリウム属菌が引き起こす土壌病害で、120種以上の作物に発生することが報告されている。感染した作物はしおれや根腐れなどを引き起こす。
しかし同病は土壌pHが高くなるにつれ発生が少なる傾向があることが分かっており、今回、土壌pH矯正効果が長く持続する鉄鋼副産物の転炉スラグを活用し、被害軽減効果が発揮できる手法が開発された。
今回公表された同研究成果集は、生産者や普及・指導担当者を対象として作られており、農研機構、東京農業大学、青森県産業技術センター農林総合研究所、岩手県農業研究センター、宮城県農業・園芸総合研究所、福島県農業総合センターと共同で技術を開発したもの。 農研機構のホームページからダウンロードできる。また冊子体が希望の場合は、情報広報課へファックス、またはメールで申し込むことができる。ファックス:019-643-3588
(写真)転炉スラグ(上)とホウレンソウ萎凋病に対する被害軽減効果(下)
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