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きのこ栽培遠隔管理システム「Mushview」普及価格で開発 cynaps2021年7月7日

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IoT対応のCo2モニタリング/IoT開発プラットフォーム「LIMZERO」を展開するcynaps株式会社(東京都世田谷区)は、従来より少ない費用で構築・運営できる、きのこ栽培環境の遠隔管理システム「Mushview」を開発。今後は、スマート農業・アグリテック分野への研究開発を強化していく。

「Mushview」の管理画面「Mushview」の管理画面

同社は、「IoTシステムの開発を、より簡単に、早く、安くできる社会」の実現をめざし、2020年3月に設立。同8月に自社製品としてのIoT対応Co2モニタリング/換気アラートシステム「Hazaview」の販売を始める一方、センサーメーカーや設備装置メーカー向けに機器のIoT化/ネットワーク化の開発を省力化するIoT開発クラウドの提供も行っている。

このほど新たに、きのこ栽培用の空調・排水設備と、ハウス内環境モニタリングシステムの効率化・低コスト化に成功。普及価格でのきのこ栽培環境のトータル管理システム「Mushview」を開発した。

「Mushview」は、ハウス内の温度・湿度・大気中成分・明るさ・換気状況・排水状況など、あらゆる環境をデータ化し、複数ハウスの状況を遠隔で一元管理するとともに、主要な設備の稼働も制御が可能。従来のシステムの場合、導入には数千万円~1億円以上の構築費と月間数十万円~数百万円の運営費がかかり、小規模~中規模の農家には大きな負担となっていた。同社は、(1)栽培管理上、最も効率的な配置でセンサーデバイスを設置することで使用するデバイスの個数を低減、(2)環境に応じて最適な費用対効果をもたらすセンサーデバイスを選択的に使用することでデバイスの単価を削減、(3)データ処理とUI/UX制作に、"Hazaview"システムのソフトウェアモジュールを転用、の3点により、ソフトウェアとアプリの開発コストを大幅に削減した。これらにより、従来比で数分の1から数十分の1のコストで構築・運用が可能となる。栽培農家は、経験と勘に基づく栽培環境の管理を進化させ、品質の安定化とスタッフの時間外労働の削減につなげることができる。

今後は、全国のきのこ栽培事業者向けに「Mushview」の販売を強化。また、同技術とノウハウをきのこ以外の農作物に展開するため、スマート農業・アグリテック分野の研究開発を推進する。

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