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【特殊報】キクにクロゲハナアザミウマ 県内で初めて確認 岩手県2022年10月27日

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岩手県病害虫防除所は、キクにクロゲハナアザミウマの被害を県内で初めて確認。これを受けて、10月26日に病害虫発生予察特殊報第1号を発令した。

クロゲハナアザミウマ雌成虫(前胸と有翅胸節のまだら模様が特徴(写真提供:岩手県病害虫防除所)クロゲハナアザミウマ雌成虫(前胸と有翅胸節のまだら模様が特徴(写真提供:岩手県病害虫防除所)

4月に県南部のきく栽培ほ場で、アザミウマが原因と思われる被害が発生した。その後6月に、被害葉に寄生していたアザミウマを、岩手県病害虫防除所で顕鏡したところ、クロゲハナアザミウマと確認された。同様の被害は前年度もあり、上位葉まで加害され品質低下する事例も確認されている。

同種は、全国に生息しており、岩手県でも以前からきくにおける被害はあったと推測される。沖縄県等では、同種がきくの最重要害虫とされている。

体長は雌成虫が1.2~1.3ミリ、雄成虫は0.9~1.0ミリ。体色は淡黄色、幼虫は黄白色で、前胸と有翅胸節に褐色斑があり、まだら模様となる。複眼後方刺毛や前胸の前縁角刺毛は目立たず、触覚は7節で、Ⅰ節以外は褐色~黒色。

クロゲハナアザミウマの触覚(節以外は褐色~黒色)(写真提供:岩手県病害虫防除所)クロゲハナアザミウマの触覚(節以外は褐色~黒色)(写真提供:岩手県病害虫防除所)

同種は、きく以外では、レタス、ウリ科類、ナス科類など多様な作物を加害する。日本における発生生態などは未解明だが、年34回の発生と推定される。

卵は植物組織に産み込まれ、成虫・幼虫ともに、主に葉裏に生息。老熟した幼虫の大半は土壌表面や落ち葉の中で蛹化する。卵から成虫までの発育期間は、25℃では約15日。

きくの葉、花ともに食害し、かすれ状の小白斑を生じる。葉における被害は葉裏に多く、岩手県では花での被害は認められていない。同種による病原体の媒介は確認されていない。

きくの被害葉(写真提供:岩手県病害虫防除所)きくの被害葉(写真提供:岩手県病害虫防除所)

同防除所では次のとおり防除対策を呼びかけている。

〇アザミウマ類に登録のある薬剤で防除は可能だが、葉裏に寄生していることが多いため、葉裏まで薬剤がかかるよう丁寧に散布すること。

〇クロゲハナアザミウマによるきくの葉の被害はハダニ類による「葉のかすれ」の被害と似ているため、加害種を確認のうえ、薬剤を選定すること。

〇ほ場周辺の雑草管理を徹底すること。

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