【注意報】ネギにネギべと病県中西部で多発のおそれ 鳥取県2023年6月12日
鳥取県病害虫防除所は、ネギにネギべと病の発生量が県中西部で多発しているとして、6月9日に令和5年度病害虫発生予察注意報第1号を発令した。
ネギべと病(葉の病徴、黄丸)・分生子および分生子柄(光学顕微鏡100倍)(写真提供:鳥取県病害虫防除所)
6月7日現在、鳥取県西部調査ほ場における発生ほ場率は100%、平均発病株率は36.0%で、5月下旬(発生ほ場率20.0%、平均発病株率1.2%)から発生量が急増している。また、6月7日現在、県中部調査ほ場における発生ほ場率は40.0%、平均発病株率は5.0%で、今後発生量の増加が見込まれる。
同病は、15~20℃程度で降雨が続くと発病が多くなる。向こう1か月の気象予報から、発生にやや好適な条件が予想され、さらに発生量が増加するおそれがある。
同防除所では次のとおり防除対策を呼びかけている。
〇発病後のまん延が早いため、発病前からの防除に努める。また、発生を確認した場合は直ちに治療効果のある薬剤を散布する。
〇主な防除薬剤は、表に示すとおり。
〇同一成分を含む薬剤は連用しない。また、成分ごとの総使用回数及び使用時期(収穫前日数)に注意して薬剤を選定する。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(146)-改正食料・農業・農村基本法(32)-2025年6月14日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(63)【防除学習帖】第302回2025年6月14日
-
農薬の正しい使い方(36)【今さら聞けない営農情報】第302回2025年6月14日
-
群馬県の嬬恋村との国際交流(姉妹)都市ポンペイ市【イタリア通信】2025年6月14日
-
【特殊報】水稲に特定外来生物のナガエツルノゲイトウ 尾張地域のほ場で確認 愛知県2025年6月13日
-
【注意報】りんごに果樹カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 岩手県2025年6月13日
-
SBS輸入 3万t 6月27日に前倒し入札2025年6月13日
-
米の転売 備蓄米以外もすべて規制 小泉農相 23日から2025年6月13日
-
46都道府県で販売 随意契約の備蓄米2025年6月13日
-
価格釣り上げや売り惜しみ、一切ない 木徳神糧が声明 小泉農相「利益500%」発言や米流通めぐる議論受け2025年6月13日
-
担い手への農地集積 61.5% 1.1ポイント増2025年6月13日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】生産者米価2万円との差額補填制度を急ぐべき2025年6月13日
-
井関農機 国内草刈り機市場を本格拡大、電動化も推進 農機は「密播」仕様追加の乗用田植え機「RPQ5」投入2025年6月13日
-
【JA人事】JA高岡(富山県)松田博成組合長を新任(5月24日)2025年6月13日
-
【JA人事】JAけねべつ(北海道)北村篤組合長を再任(6月1日)2025年6月13日
-
(439)国家と個人の『食』の決定権【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年6月13日
-
「麦とろの日」でプレゼント 東京のららぽーと豊洲でイベントも実施 JA全農あおもり2025年6月13日
-
大学でサツイマイモ 創生大学と畑プロジェクト始動 JA全農福島2025年6月13日
-
JA農機の成約でプレゼントキャペーン JA全農長野2025年6月13日
-
第1回JA生活指導員研修会を開催 JA熊本中央会2025年6月13日