【注意報】かんきつ、かきに果樹カメムシ 県内全域で多発のおそれ 三重県2023年10月6日
三重県病害虫防除所は、かんきつ、かきに果樹カメムシ(チャバネアオカメムシ・ツヤアオカメムシ)が県内全域で多発のおそれがあるとして、10月4日に令和5年度病害虫発生予察注意報第4号を発令した。
誘殺数推移
三重県病害虫防除所によると、予察灯(畑・松阪市)における直近1か月(9月第1~6半旬)の誘殺数は、チャバネアオカメムシでは5430 頭(平年1039 頭)、ツヤアオカメムシでは1172頭(平年343 頭)といずれも過去10 年と比較して最も多い状況にある(図1、図2)。
また、御浜町の予察灯における直近1か月(9月第1~6半旬)の誘殺数は、チャバネアオカメムシでは3298 頭(平年3539 頭)と平年並だが、過去10年では平成25年の2万7772 頭に次いで2番目に多い(図3)。ツヤアオカメムシでは1万73 頭(平年2436 頭)と過去10年と比較して2番目に多い状況にある(図4)。
一般ほ場では、かんきつとかきの栽培ほ場で飛来が確認されている。
同防除所では次のとおり防除対策を呼びかけている。
〇ほ場を見回り、飛来を確認したら防除を実施する。特に過去に飛来が多かったほ場では注意する。
〇大雨、強風などの後に、急にほ場へ多数飛来することがある。
〇近隣ほ場と散布日を合わせるなど、広域で一斉防除すると効果が高くなる。
〇農薬散布を行う場合は、ラベルに記載されている使用時期(収穫前日数)に注意する。
〇薬剤は三重県農薬情報システムで検索できる。
重要な記事
最新の記事
-
【注意報】ねぎにシロイチモジヨトウ 県内全域で多発のおそれ 徳島県2025年8月6日
-
必要なのは自責史観【小松泰信・地方の眼力】2025年8月6日
-
農福連携に取り組む優れた事例を表彰「ノウフク・アワード2025」募集 農水省2025年8月6日
-
福田屋百貨店で日本一の「とちぎ和牛」特別販売イベント JA全農とちぎ2025年8月6日
-
人気アニメ「【推しの子】」と福島県産モモがコラボ 描き下ろしデザイン箱&ステッカー入り JA全農福島2025年8月6日
-
スマート農業技術の実演会開催 キャベツ栽培で可変施肥に活用 JA全農岐阜2025年8月6日
-
和牛焼肉 信州そだちで「長野県産花の日フェア」7日に開催 JA全農2025年8月6日
-
「たすけあい story」アニメ第1話を8月29日公開 浜辺美波さん・福原遥さんが"実体験"を演じる JA共済連2025年8月6日
-
秋元真夏の「ゆるふわたいむ」JA‐SSで洗車や給油を体験 JAタウン2025年8月6日
-
地域農業への理解深める食育活動 地元小学生にキャベツの出前授業 JA熊本市2025年8月6日
-
「令和7年カムチャツカ半島付近の地震に伴う津波」農業経営収入保険の支払い期限を延長 NOSAI全国連2025年8月6日
-
極早生で良食味のニホンナシ新品種「蒼そう月げつ」育成 農研機構2025年8月6日
-
ニホンナシに出現するミルキーな香りの正体 香りを新たな育種ターゲットに 農研機構2025年8月6日
-
動画講座と体験キットで組合員活動を支援 新規事業「JAサテライトプラス」 家の光協会2025年8月6日
-
鳥インフル 米サウスダコタ州などからの生きた家きん、家きん肉等 輸入停止措置を解除 農水省2025年8月6日
-
鳥インフル 英国からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年8月6日
-
鳥インフル ブラジルからの家きん肉等 輸入停止措置を解除 農水省2025年8月6日
-
日本被団協など講演 130人が受け止めた「考え続ける大切さ」パルシステム東京2025年8月6日
-
地元みかん農家とつくったクラフトビール「果実香る湘南ゴールドエール」新登場 湯河原みかん倶楽部2025年8月6日
-
ニッポン全国めん遊記「秋の乾めんコレクション」180人にプレゼント 全乾麺2025年8月6日