密苗直進アシスト田植機を来年3月発売 ヤンマーアグリ2020年10月15日
ヤンマーアグリ(株)は施肥量を自動でコントロールし、効率的な肥料散布を行う密苗直進アシスト田植機 可変施肥仕様「YR8D,XVTSD」を2021年3月1日に発売する。
密苗直進アシスト田植機 可変施肥仕様「YR8D,XVTSD」イメージ
近年の稲作は、経営面積の大規模化や作業効率向上でほ場の大区画化が進む一方、ほ場の地力低下や地力のバラツキが起こり、収量や生育・品質の均一化が課題となっていた。そこでヤンマーは、生育の均一化と収量の安定化を目指し、施肥マップデータに基づいた適正量を肥料散布できる同製品を投入することにした。

主な特長では、ユーザーが作成した施肥マップデータを田植機に取り込むことで、移植作業時の施肥量を自動でコントロール。幼穂形成期にほ場を撮影し、生育状況を見える化するリモートセンシングで作成した施肥マップデータを活用することで、より高精度な施肥散布を実現した。これにより、各ほ場の収量や生育、品質の均一化が期待できる。
さらに、GNSS(Global Navigation Satellite System)アンテナで機体の位置を高精度に測位し、リアルタイムに車速を算出。スリップ時の施肥量を自動調整することで、常に施肥マップデータに基づいた適正量の肥料散布を可能とした。操作は簡易のタッチパネルで行い、使いやすさと精度の両立を実現した。
価格は445万5000円~450万5000円(税抜、メーカー希望小売価格)。
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