九州産うんしゅうみかん 米国向け輸出が解禁-農水省2016年7月13日
農林水産省は7月12日、九州産うんしゅうみかんの米国向け輸出が11日付けで可能になったと発表した。
米国はわが国に発生しているミカンバエの侵入を防ぐため、ミカンバエの発生が確認されている県がある九州産うんしゅうみかんの輸入を禁止していた。
このためわが国はミカンバエを対象とした検疫措置を含む輸出植物検疫条件を米国に提示して協議を行ってきた。
ミカンバエを対象とした検疫措置では▽生産者による植物検疫所への生産園地の登録申請、▽生産園地とその周囲のミカンバエに対するモニタリング調査、▽生産園地でのミカンバエに対する生果実調査などを提示していた。
その結果、7月11日、米国とこの輸出植物検疫条件について合意に達し、この条件を満たせば福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県からのうんしゅうみかんの米国向けの輸出が可能になった。
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