福島県産モモ「あかつき」 糖度高く「おいしい」 森山大臣2016年7月29日
7月28日、福島県桑折町の高橋宣博町長は農林水産省大臣室を訪れ、27日に皇室に献上するモモを選ぶ献上桃選果式を追えた献上桃と同品質のモモ「あかつき」を森山農林水産大臣に贈った。同町のモモは、今年で23年連続して皇室の献上桃に選定されている。
森山農林水産大臣は21万個のモモから選ばれた「あかつき」を食べ「糖度が高いですね」と驚きの声を上げた。また、「日本の果物は海外でも品質の高さから人気が高い」と話し、海外輸出に向けた取り組みと国内流通についても期待を述べた。
福島県のモモの生産量は全国で2位で、生産量のシェア約2割を占めている。
8月に出荷のピークを迎えるモモ。桑折町町長は、「従来はお盆前にできあがっていたが、最近は暖かな気候の関係で早くなっている」と話したが、モモの出来栄えには自信をのぞかせた。
同日は桑折町観光キャンペーンクルーのスマイルピーチの2人も駆けつけ、モモ「あかつき」のおいしさの国内外へ向けたＰＲに意欲を見せた。
※高橋宣博町長の「高」の字は正式には異体字です。
（写真）モモ「あかつき」を試食する森山農林水産大臣
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