新規水稲用殺菌剤を共同開発 JA全農と日本曹達2015年7月7日
JA全農と日本曹達(株)は新規水稲用殺菌剤の新製品「ナエファイン」の共同開発を進めており、平成29年第1四半期で登録取得し、同年の販売を目指していることを7月6日、明らかにした。
新製品「ナエファイン」の有効成分は「ピカルブトラゾクス」。イネ苗立枯防除剤としては初の1成分で3病原菌(ピシウム菌、フザリウム菌、リゾープス菌)に効果を発揮する。
有効成分の「ピカルブトラゾクス」は、新規の作用機作により菌糸伸長を強く阻害することで効果を発揮するので、既存の殺菌剤に対して感受性が低下した病原菌にも安定した効果を発揮する。
また、水稲への安全性も高く、根張りがよくなることから健苗育成にも役立つことが期待されている。
開発製剤は、10%フロアブルおよび0.7%粉剤の2種類で、土壌潅注処理、土壌混和処理のいずれにも対応する。
なお、「ナエファイン」の販売は、クミアイ化学工業(株)1社が担当し全国に供給する。
(関連記事)
・全農ブランドの中元ギフトセット発売 JA全農 (15.07.06)
・大阪駅でみのりみのるマルシェ JA全農とJR西日本 (15.6.19)
・取扱高4兆8500億円、経常利益89億円 JA全農 (15.06.03)
・JA全農とABCクッキングスタジオが連携 調印式 (15.06.02)
・ABC Cooking Studioと地産地消などで連携 JA全農 (15.05.26)
重要な記事
最新の記事
-
主食用多収品種の「にじのきらめき」が人気になる理由【熊野孝文・米マーケット情報】2024年4月30日
-
令和6年春の叙勲 5人が受章(農水省関係)2024年4月29日
-
シンとんぼ(90)みどりの食料システム戦略対応 現場はどう動くべきか(1)2024年4月27日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(8)【防除学習帖】 第247回2024年4月27日
-
土壌診断の基礎知識(17)【今さら聞けない営農情報】第247回2024年4月27日
-
【欧米の農政転換と農民運動】環境重視と自由化の矛盾 イギリス農民の怒りの正体と運動の行方(2)駒澤大学名誉教授 溝手芳計氏2024年4月26日
-
【注意報】麦類に赤かび病 県内全域で多発のおそれ 佐賀県2024年4月26日
-
【注意報】麦類に赤かび病 県内で多発のおそれ 熊本県2024年4月26日
-
【注意報】核果類にナシヒメシンクイ 県内全域で多発のおそれ 埼玉県2024年4月26日
-
【注意報】ムギ類に赤かび病 県内全域で多発のおそれ 愛知県2024年4月26日
-
「沖縄県産パインアップルフェア」銀座の直営飲食店舗で開催 JA全農2024年4月26日
-
「みのりカフェ博多店」24日から「開業3周年記念フェア」開催 JA全農2024年4月26日
-
「菊池水田ごぼう」が収穫最盛期を迎える JA菊池2024年4月26日
-
「JAタウンのうた」MV公開 公式応援大使・根本凪が歌とダンスで産地を応援2024年4月26日
-
中堅職員が新事業を提案 全中教育部「ミライ共創プロジェクト」成果発表2024年4月26日
-
子実用トウモロコシ 生産引き上げ困難 坂本農相2024年4月26日
-
(381)20代6割、30代5割、40/50代4割【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2024年4月26日
-
【JA人事】JA北つくば(茨城県)新組合長に川津修氏(4月20日)2024年4月26日
-
野菜ソムリエが選んだ最高金賞「焼き芋」使用 イタリアンジェラートを期間限定で販売2024年4月26日
-
DJI新型農業用ドローンとアップグレード版「SmartFarmアプリ」世界で発売2024年4月26日