順調な上期仮決算を承認-全国農林漁業団体共済会2015年11月13日
JA職員などの退職金原資の積み立て事業を行っている(一財)全国農林漁業団体共済会は11月5日の理事会で27年度上期仮決算を承認した。
総資産額は5450億円で前年同期より3億円増加。全JAの退職給付債務額の約46%に相当する。
JAの剰余金に相当する一般正味財産の上期増加額は、前年度同期より1億2000万円多い9億8000万円を計上した。
JAの加入率は94.3%。「制度」(役職員の退職金原資を非課税で積み立て)、または「施設」(個人の財産形成などを目的とした任意の積み立て)の100%加入実現県は28県となっている。
掛金収入は162億円(前年度同期161億円)、年金受入は30億円(同33億円)。退職給付金支給額は198億円(同209億円)、退職者は5315人(同5569人)だった。
事業計画の進捗状況は「制度」の新規加入・増口数は130万口で今年度目標の160万口に対して81.3%の進捗率となった。また、加入JAにとって最適な加入口数を計算・提示する「管理設計」の利用率は73.5%(今年度目標85%)となった。
給付還元率は下期も「制度」が0.95%、「施設」が0.85%とした。
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