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酪農DX 日本の牛舎に合う「小型餌寄せロボット」の開発・実証試験実施 リックス2025年9月24日

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国内外の産業界を下支えするメーカー商社のリックス(福岡市博多区)は、酪農用「小型餌寄せロボット」を開発中。現在、農研機構の協力で実証試験を実施しており、10月には酪農関係の展示会に同ロボットの出展を予定している。

農研機構の協力のもと実証試験を行っている酪農向け餌寄せロボット(右下)農研機構の協力のもと実証試験を行っている酪農向け餌寄せロボット(右下)

人手不足が課題の酪農では、搾乳ロボットや自動給餌機など機械化が進む一方、牛の餌を掃き寄せる作業など、手作業が残る工程も少なくない。同社は、これまでの産業用ロボット開発で培ったノウハウを活かし、餌寄せロボットの開発・実証試験を進めており、牛が餌を食べやすいように押し戻すロボットの開発により、酪農家の作業効率化やコスト削減につながると考えている。

現在、海外製の餌寄せロボットは存在するが大型で、中小規模の牛舎をもつ国内の酪農家には使用が難しいことから、同社は小型の餌寄せロボットの開発を進めている。

海外製のロボットより小型化し国内牛舎への対応を目指す当社ロボット海外製のロボットより小型化し国内牛舎への対応を目指す当社ロボット

餌寄せロボットを導入することで、酪農家の作業負担を大幅に軽減。手作業での餌寄せにかかる時間は、牛1頭あたり年間3時間とされ、例えば60頭の牛を飼育している牛舎の場合、年間で最大180時間の作業時間を削減することが可能になる。また、人件費などコスト削減や、労働時間の短縮にも貢献できる。

実証実験に協力する農研機構の担当者は「ロボットに求めるのは、価格と堅牢性(耐久性)。まず酪農家が投資しやすい価格設定が重要で、さらには暑さや湿気、ホコリなどがある環境下で、ロボットが安定して稼働し続けるための高い耐久性が求められる。これらの課題をクリアした餌寄せロボットが開発できれば、日本の酪農の生産性向上に貢献できる」と期待を寄せている。

ロボット導入により餌寄せ作業時間を削減ロボット導入により餌寄せ作業時間を削減

同社は、10月23~26日に開かれる「第16回全日本ホルスタイン共進会 酪農資材器具展」にブース出展し、餌寄せロボットを紹介。来場する酪農家のニーズを反映させ、開発を進める予定。

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