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水稲用除草剤「ノックアウト楽粒」の効果・作業性は? 2年連続導入の生産者に聞いた 北興化学工業2025年8月25日

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北興化学工業株式会社が製造・販売している水稲用除草剤「ノックアウト楽粒」は四つの有効成分を含有しており、ノビエ、アゼナ、ホタルイ、オモダカなどの水田一年生雑草・多年生雑草の他、イボクサなどの特殊雑草、藻類にも効果があるバランスのとれた除草剤だ。作業性にも優れ、風上側の畦から散布する「風上一辺散布」や「水口施用」で使用でき1haほ場でも水田の中に入らずに薬剤を散布することができる。新潟県でノックアウト楽粒を2年間使用している北越農産の武藤直樹代表に使い心地についてきいた。

北越農産 武藤代表北越農産 武藤代表

武藤さんは1人で水稲13.8haを栽培している。管理しているほ場は1haのものが多く、一番大きなほ場は1.4haにもなる。

ノックアウト楽粒の購入のきっかけは作業性。1haほ場でも水田の中に入ることなく散布できると聞き、2024年に購入し、1.1haのほ場で実際に水口施用をおこなった。散布の手順は簡単で、水口を開き、薬剤を水口の前方へ処理するだけ。散布時間はわずか3分程度で、ほ場の周りを歩くこともなく非常に省力的であった。また、除草効果も十分なもので、雑草の発生をしっかりと抑えた。この省力性と効果にひかれ、2025年も昨年に引き続きノックアウト楽粒を12ha分使用している。

――ノックアウト楽粒の作業性について教えてください。

本当に楽。あっという間に作業が終わる。労力が全然違う。今までジャンボ剤などを使用していたが、それでもほ場を一周歩く必要があった。それが今は水口に散布するか、風上側の畦畔一辺から処理するだけでよくなった。過去に1キロ粒剤を動力散布機で散布していたこともあったが今では考えられないね。

ノックアウト楽粒の水口施用の拡散の様子ノックアウト楽粒の水口施用の拡散の様子

――ノックアウト楽粒の使い心地はどうですか?

除草剤を散布する時間が削減できたので、その時間を他の作業にまわせるようになった。春は作業が多いので貴重な時間だ。また、中期剤なので少し遅れて散布できることもよい。1人で作業しているので、どうしても田植えから除草剤の処理までが遅れがちだがノックアウト楽粒は急いで散布する必要もなく、田植えから時間を空けて散布ができるので水稲の十分な活着を待つことができる。散布のポイントは水をたっぷりとためてから散布すること。最近では基盤整備が完了したほ場は水口施用、小さいほ場は風上一辺処理など散布方法を使い分けている。

2024年ノックアウト楽粒ほ場 ノックアウト楽粒処理:5月22日 写真撮影:7月10日(処理49日後)2024年ノックアウト楽粒ほ場
ノックアウト楽粒処理:5月22日
写真撮影:7月10日(処理49日後)

――ノックアウト楽粒を周りにすすめたいですか?

近隣の生産者は何を使っているのか気になる様で除草剤の話はよくする。使用感を聞かれたときには、散布がとても楽で雑草にもよく効いていると話している。話をして、実際に使用した生産者もいて、散布が楽で効果も良かったと聞いている。これから周辺の基盤整備が始まるので楽粒含め省力的な薬剤が注目され、使用も増えてくると思う。

――今後、楽粒に期待することは?

除草剤のバリエーションが増えること。初期剤も欲しいし、中後期剤で水口施用や風上一辺処理ができるようになるとよい。この暑さではほ場の中に入りたくないよ。

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