米価 5kg4000円台に 13週ぶり2025年9月17日
農水省が9月12日に公表した量販店での米の店頭価格は13週ぶりに5kg4000円台となった。
9月1日の週の平均価格は、前週の5kg3891円から264円上昇し、同4155円となった。
随意契約による政府備蓄米の販売がやや減少したことに加え、新米も出回り始めたことから販売数量に占めるブレンド米の比率は前週の39%から30%に低下した。ただ、ブレンド米の平均販売価格は5kg3725円で前週より440円上昇し全体の上昇につながった。
銘柄米は前週より72円上昇し5kg4344円となった。
また、日経POS情報では9月1日の週の量販店の平均価格は前週の5kg3808円から251円上昇し同4059円と10週ぶりに4000円台となった。
業態別POS情報(量販店 ドラッグストア、ホームセンターなど)では9月1日の週の平均価格は前週の5kg3586円から314円上昇し同3900円となった。このうち量販店(チェーン)では同4074円、量販店(地場・小規模)では同4012円といずれも4000円台となった。
店頭には新米が並び始めたが価格が高く平均価格に影響している。小泉進次郎農相は16日の会見で「今の状況だけで(米価が)上がり続けるとはいえない」とし、その理由として25年産が前年より50万t程度収穫量が多くなる見込みで、放出した備蓄米と合わせて来年6月末の民間在庫量が過去最大の226万tに匹敵する水準となる可能性を挙げた。収穫量が確定し在庫量の見通しが出ればマーケットも鎮静化すると見方を示した。
ただ、「一回出た不足感を拭うのは難しい」として、現在は価格合戦で新米の取り合いになっている状況にあることも認め「(米価の)安定化に向けた取り組みはかなりの労力がいる」と述べた。
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