AGRIST キュウリ自動収穫ロボット いばらきデザインセレクションで「知事選定」受賞2025年12月22日
農業課題をディープテックで解決するAGRISTは、「いばらきデザインセレクション2025」において「自動収穫ロボット Q」が知事選定を受賞した。

同セレクションでは応募総数149件のうち、大賞1件、知事選定5件など、特に優れたデザインが選ばれ、AGRISTは「製品・工芸部門」で受賞。日本の農業が直面する深刻な担い手不足に対し、AGRISTの「自動収穫ロボット Q」の社会的な役割と現場への適合性を追求したデザインが高く評価された。
審査委員からは、「人口減少時代を迎え一層深刻化する農業人口の減少に対処しようとするCSV(共有価値の創造)的取り組みであり、農業機械から農業ロボットの時代への転換を予感させる」と評された。
「自動収穫ロボット Q」は収穫の際、畝間に敷かれたレール上を移動。機能美を追求したシンプルな構造を採用することで、機体の共通化と軽量化を実現し、導入コストと故障リスクの低減を実現した。また、園芸ハウスのキュウリに限定して開発したことで、収穫ハンド部分のみを交換すれば、他の作物に対応できる汎用性の高い設計を実現している。
また、独自開発の収穫ハンドには、誤収穫防止センサーとカメラが搭載されており、AIが収穫適期の作物を自動で判別・収穫する。
今回評価を受けた「自動収穫ロボット Q」は、従来機から大幅な改良を実現した新型モデル。搭載できるバッテリーの数を増やし、連続稼働時間を約16時間に延長した。また、従来機より高さ方向の収穫範囲が広がり、より幅広い栽培環境に対応できる。
このほか、LEDライトの搭載により、夜間でも安定した稼働を実現。日中の暑さを避けた作業や24時間体制での作業計画の実現に貢献する。
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