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「需要に応じた生産」でなく「攻めの増産」か 石破前首相のX投稿「米について」が波紋2026年2月5日

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2月4日、石破茂前首相は「今回の選挙中、訴えたい内容」として米問題をあげ、米を増産すべきという持論を訴えた。石破氏は首相在任中の2025年8月「増産に舵を切る」と表明したが、自民党の部会が紛糾。高市早苗氏への首相交代後、鈴木憲和農相が「需要に応じた生産」に事実上路線転換していた。

本紙新年号インタビューに答える石破茂前首相本紙新年号インタビューに答える石破茂前首相

米の生産調整に限界、海外や米粉に大きな需要

石破氏は2月4日、Xに動画を投稿し、「米(は)ギリギリで今まで供給してきた、生産してきたのね。それがちょっとズレるとぼーんと値段が上がる。これ米という商品の特性なんですよ」と切り出し、政府による需要予測ぎりぎりに米の生産(作付)を調整してきた政策の限界を指摘した。米が少し不足すると値段が大きく上がるというのは、価格弾力性が低いことを意味する。

石破氏はそこから、「だから『需要に応じた生産』って言ってる限り、人口減る、高齢化が進む、需要どんどん減る、田んぼ減るってことが起こるわけですね」と、需要減の見通しに従って生産を減らしていく縮小均衡の弊害にふれ、「だけど......(海外に)需要はもっとある。そして米粉の需要はアレルギー対策という意味からももっとある。そうすると、需要を増やして増産して余裕を持たせる」と、海外への輸出や米粉など炊いて食べる主食用以外の需要を開拓すれば増産できると説いた。

耕作放棄地が熊被害の一因に

「耕作放棄地減らしていかないと熊が出てきますよ。山が荒れる。耕作放棄地が多い。だからストレートに熊が街なかに出てくるわけですよね」と熊被害の背景にも言及し「やはり私は増産は必要だと思っています」と締め括った。

石破氏は農相を経験し、農政に精通している。米増産に際しては、「生産コストを下げる努力をしている農家など」を対象に所得補償を講じる考えも示してきた。

賛否真っ二つ、値崩れへの危惧も

石破氏のポストには、2月5日午前9時45分現在、12.6万インプレッション(表示)、4486いいね、885リポスト(共有)と注目を集めている。X上では、消費者からの米価下落への期待に加え「日本の食文化を世界に広めることにもつながり、安全保障の面でも重要」といった賛成論と、「残念ながら米は在庫が増えていて、これ以上増産したら値崩れする」といった過剰在庫、米価暴落への危惧が交錯している。

米づくりどう守る、問われる具体策

「生産調整」と「増産」とを水と油のように描く向きもあるが、鈴木農相も需要を伸ばしつつ増産をめざす考えを表明している。需要減ありきの「見通し」に沿って生産を減らす調整を繰り返せば、田んぼが減り生産基盤が弱まるばかりだからだ。

2025年4月に閣議決定された新しい「食料・農業・農村基本計画」でも、2030年に米生産量を818万tと25年より約50万t増やし、輸出量も35万tと25年の7.3倍に増やすことになっている。「需要に応じた生産」という言葉を使うか否かだけでなく、所得補償などセーフティネットも含め米づくりを守り需要と生産を伸ばしていく具体策をめぐっても、議論を深める必要があるだろう。

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