田植え不要のドローン直播 収穫前見学会を滋賀で開催 ユキイプラス2025年9月24日
次世代農業支援サービスの株式会社ユキイプラス(滋賀県東近江市)は、農業用ドローンを活用した直播の収穫前見学会を滋賀県東近江市で9月に開催。福井、岐阜、東京などから参加者が訪れ、労働力不足や米不足の中で次世代農業への取り組みに期待を集めた。
移植と変わらないほ場の様子
全国の農業現場では、「高齢化」「労働力担い手不足」「資材や燃料の高騰」などの課題が深刻化。田植えの代わりに種籾を散布して栽培する湛水のドローン直播(じかまき)栽培も、従来のドローン直播では除草の難しさや収量が普及の壁となっていた。
田植え時。散布時間はわずか数分で完了
今回の実証では、DJI製農業用ドローン「T25」や新たな除草剤、バイオスティミュラント資材を組み合わせることで、省力化と安定した栽培の両立が可能であることを示した。
見学会の当日
見学会の参加者は「何年か前から見てきたが、全然変わってきてる。この出来だったら他の人にも勧めていきたい」「思ったよりしっかりしている。直播なので細いかと思っていたがしっかりとできていて正直びっくり」「茎も太くて穂も立派に実っていて移植と劣らない圃場でびっくりした」などの感想が寄せられた。また、「新たに作付をするためには従来のやり方では非常にコストもかかり、手間もかかるし、ハウスそのものにも苗の確保が難しくなってくる。(直播は)それらの課題を解決できる唯一の方法」という声もあった。
ユキイプラスによると、見学会をきっかけに、同社拠点の東近江市内で複数か所での直播だけでなく、福井・岐阜など各地域でも導入が検討されるなど、全国的に広がりを見せているという。
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