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【注意報】イチゴにハダニ類 県内全域で多発のおそれ 熊本県2025年12月26日

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熊本県病害虫防除所は、イチゴにハダニ類(ナミハダニ、カンザワハダニ)県内全域で多発のおそれがあるとして、12月22日に令和7年度病害虫発生予察注意報第5号を発表した。

図1:巡回調査におけるハダニ類の寄生葉率の推移図1:巡回調査におけるハダニ類の寄生葉率の推移

熊本県病害虫防除所によると、12月中旬に実施した巡回調査において、発生が多いほ場が一部にみられた。調査ほ場(6か所)の平均寄生葉率は25.3%(平年6.5%)と平年と比べて多かった(図1)。12月の寄生葉率としては、過去20年間で2番目に高い(図2)。また、病害虫防除員(3地域)の報告によると、12月の発生は平年比やや多~並だった。

図2:12月の巡回調査におけるハダニ類の寄生葉率の年次比較(過去20年)図2:12月の巡回調査におけるハダニ類の寄生葉率の年次比較(過去20年)

福岡管区気象台が12月18日に発表した九州北部地方1か月予報によると、気温は平年より高い予想。ハダニ類の発生に適した条件が続くと考えられる。

同所では次のとおり防除対策を呼びかけている。

(1)多発後は防除が困難になるため、早期発見と早期防除の徹底に努める。
(2)未発生ほ場への持ち込みを防ぐため、ハダニ類が発生しているほ場の管理作業は最後に行う。
(3)薬剤防除の際は、効果を高めるために事前に下葉かぎを行う。除去した葉はポリ袋に詰めるなどしてほ場外へ持ち出し、適切に処分する。
(4)薬剤防除は、十分な液量で薬液が葉裏にかかるように丁寧に散布し、散布むらをなくす。
(5)薬剤抵抗性の発達を防ぐため、気門封鎖剤を積極的に活用する。気門封鎖剤は、ハダニ類に直接付着しないと効果がないため、特に丁寧に散布する。また、卵への効果や残効性が低いため、7日程度の間隔で複数回散布する。
(6)殺ダニ剤の殺虫効果はほ場ごとに大きく異なる。同一系統薬剤を短期間で複数回使わないようローテーション使用に努める。
(7)カブリダニ類を放飼したほ場では、天敵に影響の少ない薬剤を使用しハダニ類の密度を抑える。ただし、ハダニ類の発生が多く天敵で抑えきれない場合は、殺ダニ剤を中心とした薬剤防除に切り替える。
(8)薬剤の中にはミツバチの活動に影響を及ぼすものもあるので、影響の小さい薬剤を選択し、危害が出ないよう使用する。
(9)農薬は、ラベルなどで使用方法を確認し、収穫前使用日数や使用回数、希釈倍数等を遵守して安全使用に努める。

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