世界が認めたイタリア料理【イタリア通信】2025年12月27日
12月10日、インドで開かれたUNESCOの政府間委員会でイタリア料理が「無形文化遺産」に認定されました。
イタリアは国を挙げて今回の決定を祝い、10日の夜にはメローニ首相が農業大臣と文化大臣とともに喜びを象徴する三色旗をコロッセオに投影するスイッチを押しました。
写真 向かって左から 農業大臣、メローニ首相、文化大臣
ロッロブリジーダ農業・食料主権・森林相は、イタリア料理がUNESCOの無形文化遺産に認定されたことについて、「今日はイタリアにとって特別な日であり、国民みんなで分かち合う喜びである。
この認定は、イタリアのルーツや創造性、そして長い年月をかけて培われてきた伝統が、世界共通の価値として認められたことを意味する。イタリア料理は単なる食ではなく、世代から世代へと知恵と技を受け継いできた人々の物語であり、国のアイデンティティや誇りを映し出す文化だ。家庭で受け継がれる昔ながらの味、土地を大切に守る農業者、情熱をもって働く生産者、そして世界にイタリアの魅力を伝える料理人たち――そうした多くの人々の努力が、今回の評価につながった。この認定は、イタリアの製品や地域、食の流れ全体の価値をより高め、メイド・イン・イタリーを守る力となるだけでなく、雇用や新たな機会を生み出す後押しにもなるだろう」と前向きな期待を示して締めくくった。
イタリア料理の中心は何といっても家庭料理。イタリア中どこでも特徴のある美味しい家庭料理が食べられます。
そんな中でもナポリ料理は代表的なイタリア料理の一つ。
12月11日、ローマの外国人記者協会でナポリのクリスマス料理が紹介されました。
ナポリ大学地中海諸国の食文化史
エリザベッタ・モーロ教授

写真 外国人記者協会でナポリのクリスマス料理について話すモーロ教授
「ナポリではクリスマスを二回祝います。12月24日は魚を中心としたディナー、12月25日は肉を中心としたランチです。
ナポリの人口は約300万人ですが、食に対する姿勢は小さな村と同じように伝統を大切にしています。そのため、料理の内容は昔とほとんど変わりません。
クリスマス・イヴは、まずサーモンとアンチョビの前菜から始まります。その後、温かいブロッコリーの料理が出され、次にアサリのスパゲッティ、揚げた干鱈、揚げカピトーネ(ウナギ)、カリフラワーの茹でたものや甘辛いピーマンの酢漬け、アンチョビ、オリーブを使った「インフォルツォ」サラダが続きます。最後にデザートで、伝統的に動物性脂肪を使わず(カトリックの教義に従って)、ハチミツとアーモンドをベースにしたストゥルッフォリ、ディヴィーニ・アモーリ、ロッココ、サピエンツェ、モスタッチョリが出されます。
クリスマス当日のランチには、必ずラザニアやオーブン焼きパスタが登場し、ミートソース、揚げたミートボール、卵、ブッファラ・モッツァレラまたは牛乳から作ったフィオルディラッテやリコッタが詰められます。多くの家庭では「ミネストラ・マリタータ」という非常に古いスープも作られます。この名前の由来は、7種類の肉と7種類の旬の緑の野菜を組み合わせて煮込むことから「結婚」を意味しています。
メインディッシュはほとんどの場合、オーブンで焼いた子羊肉にジャガイモとグリーンピースが添えられます。デザートはクリスマス・イヴと同じですが、さらにパネットーネが加わります。」
ローマのポポロ広場のクリスマスツリー
イタリアでは24日、クリスマス・イブは家族で静かに肉なし料理。そしてクリスマス・プレゼントを開きます。
25日、クリスマスの昼食は、おじいさん、おばあさんから孫、親戚が集まってキリストの誕生を祝います。
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