【年頭あいさつ 2026】将来にわたって日本の食料を守り、生産者と消費者を安心で結ぶ 折原敬一 全国農業協同組合連合会経営管理委員会会長2026年1月2日
JAcomでは、新年にあたり農林水産大臣をはじめ、JAグループ全国組織や農業関連団体のトップによる年頭あいさつを順次掲載する。食料安全保障の確保や農業を取り巻く環境の変化など、重要な課題が山積する中で、2026年に向けた各団体の考えと決意を伝える。
折原敬一 全国農業協同組合連合会経営管理委員会会長
新年あけましておめでとうございます。旧年中は本会の事業全般にわたりご利用・ご協力を賜り、心より御礼申しあげます。
令和8年が、豊かな実りと笑顔にあふれる一年となることを願うとともに、全農グループの役職員・従業員が心をひとつに、皆さまから高くご評価いただけるよう、全力で取り組むことをお約束いたします。
昨年も、大雨、高温、渇水、台風などの自然災害や、鳥インフルエンザ等の重要家畜疾病により、各地で多大な農業被害が発生しました。被害に遭われた皆さまには心よりお見舞い申しあげます。全農は、組合員の営農と地域農業の一日も早い復旧・復興に向け、必要な対応を進めてまいります。
一昨年の夏場以降、米の生産・流通・消費にかかわる社会的な関心が高まっています。とりわけ政府備蓄米の流通にあたっては、全農グループの総力を結集し、計画どおり8月末までに販売を完了することができました。入札・契約・輸送・販売・精米加工・事務処理・広報対策など、一連の業務において全農グループの機能が十分に発揮された証であると安堵しております。国産農畜産物の安定供給と生産者の継続的な経営の実現に向け、取引先をはじめとした関係各位の多大なるご協力に心より感謝申しあげます。
農業を取り巻く環境は、かつてないスピードで変化しております。このため全農は、令和7年度を初年度とする「JA全農事業ビジョン2030」を策定し、長期的な事業の方向性と目標を明確にいたしました。
全農が組成して半世紀。この間育んできた"つくる"力、"とどける"力、そして"つながる"力は全農グループ事業の原動力です。今後も、時代が求める新たな機能の開発に投資し、他企業・団体との連携を深め、目まぐるしく変化する事業環境に柔軟に対応してまいります。
生産者の営農継続と地域農業の振興が全農グループの存在意義であり、2030年のめざす姿「持続可能な農業と食の提供のために"なくてはならない全農"であり続ける」の実現に向け、今年も役職員・従業員一同邁進いたします。
農業を守ることは、国民を守り、国土・環境を守るということ。農業という国の基幹産業を担っているという誇りを胸に、農業と地域を支えるJAグループの大きく深い価値を世の中に発信することにも積極的に取り組んでまいります。
結びに、この一年が皆さまにとって輝かしい年となることを心から祈念し、新年のご挨拶といたします。
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