道の駅でサクランボ消費拡大キャンペーン JA南アルプス市2020年6月17日
JA南アルプス市は6月13、14日の2日間、新型コロナウイルス感染症の影響で販売に苦戦するサクランボ農家を支援するため、同JAが運営する道の駅しらね農産物直売所でサクランボ消費拡大キャンペーンを行った。
サクランボを買い求める来店者(山梨県南アルプス市で)
キャンペーンでは、店内全品を5%割引で販売したほか、店舗外で全農パールライスの米の販売や、県内で農業を営む女性のグループ「やまなし農業女子」がキッチンカーでスムージーなどを販売。悪天候にも関わらず、2日間で前週末の約2倍を売り上げた。
サクランボの産地である同JA管内では、サクランボ狩りをする観光客の減少などで農家の収入に影響が出ている。同店でも毎年開催しているイベントが中止になるなど、厳しい状況が続いているが、消費者からは連日、サクランボを求める問い合わせが届いていた。
初日の13日は、雨が降る中、大勢が来店し店内に並んだサクランボ「佐藤錦」や「紅秀峰」などを次々に買い求めた。
来店した女性は「サクランボがお得に買えて嬉しい。家で食べるのが楽しみ」と笑顔を見せていた。
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