JA経営参画に向け学習活動に力 JA全青協活動計画2022年5月24日
JA全青協は5月19日に開いた第69回通常総会で令和4年度活動計画を決めた。①JA経営参画に向けた人材育成、②組織内外に向けた、③組織活性化に向けた組織活動の促進と盟友数の拡大に向けた活動の継続が柱。
人材育成では、第29回JA全国大会の実践に青年農業者の立場から「次世代総点検運動」などの実践に取り組む。「農協運動におけるJA青年組織人材育成研修」をJA全中との共催で開く。
また、JA経営者や外部の学識者等の知見や経験を学ぶため「青年理事・組織リーダー経営セミナー」を開催する。
青年組織の意思反映強化では、活動12年目を迎えた「ポリシーブック」を通じた現場課題の発信や、政府への要望事項の要請活動をJA全青協執行部を中心に行う。
一方、「ポリシーブック」には、自ら組織活性化などのための行動目標も示したものであり、その活動の基礎となる単位組織、県域組織版のポリシーブック活動も重視し、JA全青協としても支援を強化する。
情報発信ではSNSやホームページの活用にも力を入れる。
組織強化については第29回JA全国大会決議で「JA・中央会は、すべてのJAでフレッシュミズ組織、青年組織の設置に取り組む」ことが盛り込まれていることから、都道府県組織で設定した組織率向上目標、盟友数の拡大目標に向けて「進捗管理を含めた取り組みを進める」としている。
また、盟友数を拡大させたなどの優良事例の把握をJA全青協が行い、全国への水平展開を図る。
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