「ひとくち農家プロジェクト~米づくりからはじめる『国消国産』~」開設 JA全中2023年4月5日
JA全中は4月3日、JAグループが提唱する『国消国産』を多くの人に体感してもらうため、産経新聞社と連携。同社のクラウドファンディングサイト「ホワイトキャンバス」内に、「ひとくち農家プロジェクト~米づくりからはじめる『国消国産』~」を開設した。
国消国産は、JAグループが提唱する"国民が必要として、消費する食料は、できるだけその国で生産する"という考え方。
現代人にとって、食べ物を自ら作り育てる体験、農業を知る体験は容易ではなく、生産の体験をふまえて、日々食べる物や生産者に思いを馳せる機会も少ない。同プロジェクトは、国消国産がより身近になり、持続可能な農業の実現に向けて、日々の食生活が豊かに感じられる企画を目指す。
同プロジェクトでは、群馬県のJA邑楽館林の協力を得て、田植え・稲刈りの体験や、2018年に農研機構が開発した米の新品種「にじのきらめき」を味わえるなど3種類の購入プランを用意した。プロジェクトに賛同することで、「食」を生み出す農業の価値への理解を深め、日本農業のファンになることで、日本農業の未来を拓くことにつながる。
「にじのきらめき」は、地球温暖化による高温の影響で問題となっている米の品質低下に対応するために開発された高温耐性に優れた品種。虹のように多彩な特性を持ち、ご飯の炊きあがりが艶やかであることからと命名された。
同プロジェクトには、群馬県邑楽郡板倉町の農家・小林信哉さんが協力。館林から板倉近辺は、冬の日照時間が全国一長いとされ、「にじのきらめき」の栽培に適している。米作りにおいては「とにかく、おいしいということ」にこだわる小林さんは、体に良く、製法にも安心・安全にこだわって米を生産している。
◎購入プラン内容
■Aプラン
「ひとくち農家・ご賞味プラン」 8000円(500口)
<リターン>
(1)実ったお米(にじのきらめき)5kgを自宅に配送
(2)オンラインイベント参加権(10月21日実施予定)
(3)ひとくち農家プロジェクト オリジナルTシャツ
■Bプラン
「ひとくち農家・収穫プラン」1万8000円(70口)
<リターン>
(1)実ったお米(にじのきらめき)10kgを自宅に配送
(2)オンラインイベント参加権(10月21日実施予定)
(3)ひとくち農家プロジェクト オリジナルTシャツ
(4)収穫祭への参加権(現地での稲刈り体験ほか 9月16日実施予定)
■Cプラン
「ひとくち農家・体感プラン」2万8000円(30口)
<リターン>
(1)実ったお米(にじのきらめき)20kgを自宅に配送
(2)オンラインイベント参加権(10月21日実施予定)
(3)ひとくち農家プロジェクト オリジナルTシャツ
(4)収穫祭への参加権(現地での稲刈り体験ほか 9月16日実施予定)
(5)田植えイベント参加権(現地での田植え体験ほか 5月20日実施予定)
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(146)-改正食料・農業・農村基本法(32)-2025年6月14日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(63)【防除学習帖】第302回2025年6月14日
-
農薬の正しい使い方(36)【今さら聞けない営農情報】第302回2025年6月14日
-
群馬県の嬬恋村との国際交流(姉妹)都市ポンペイ市【イタリア通信】2025年6月14日
-
【特殊報】水稲に特定外来生物のナガエツルノゲイトウ 尾張地域のほ場で確認 愛知県2025年6月13日
-
【注意報】りんごに果樹カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 岩手県2025年6月13日
-
SBS輸入 3万t 6月27日に前倒し入札2025年6月13日
-
米の転売 備蓄米以外もすべて規制 小泉農相 23日から2025年6月13日
-
46都道府県で販売 随意契約の備蓄米2025年6月13日
-
価格釣り上げや売り惜しみ、一切ない 木徳神糧が声明 小泉農相「利益500%」発言や米流通めぐる議論受け2025年6月13日
-
担い手への農地集積 61.5% 1.1ポイント増2025年6月13日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】生産者米価2万円との差額補填制度を急ぐべき2025年6月13日
-
井関農機 国内草刈り機市場を本格拡大、電動化も推進 農機は「密播」仕様追加の乗用田植え機「RPQ5」投入2025年6月13日
-
【JA人事】JA高岡(富山県)松田博成組合長を新任(5月24日)2025年6月13日
-
【JA人事】JAけねべつ(北海道)北村篤組合長を再任(6月1日)2025年6月13日
-
(439)国家と個人の『食』の決定権【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年6月13日
-
「麦とろの日」でプレゼント 東京のららぽーと豊洲でイベントも実施 JA全農あおもり2025年6月13日
-
大学でサツイマイモ 創生大学と畑プロジェクト始動 JA全農福島2025年6月13日
-
JA農機の成約でプレゼントキャペーン JA全農長野2025年6月13日
-
第1回JA生活指導員研修会を開催 JA熊本中央会2025年6月13日